Voigtländer Nokton 50mm /f1.1 VM(Bay)の最近の記事

2017年7月21日

滅びの美を感じる白毫寺の剥がれた土壁

Nara #49 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Voigtländer Nokton 50mm /f1.1(VM Mount)
50mm/f/1.1
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


ライカ M8にノクトン50mm f/1.1レンズをつけて,白毫寺山門付近の古びた白壁を撮りました。拝観時間が終わりそうな五時ごろの陰影です。夕日は仄かになり,うっすらと壁に降り注いでいました。薄暗くなってきたときに,ノクトンのレンズは効果を発揮します。剥がれた土壁のディテールまできちんと描写していて,RAW現像の段階でWBを調整して少しアンバーにしました。奈良の写真家であった故入江泰吉さんがそのテーマにしていた「滅びの美」とは,こういったイメージだと感じます。古寺は修復するより,廃れた雰囲気がそのままの方が,歴史を感じることができて美しいと思います。


このレンズの開放の描写はF値通り明るく,繊細な感じがします。色合いもライカ M8と相性が良く,ズマロン28ミリとともにいいレンズを手に入れることができました。この二本のレンズで何でも撮れそうな気がします。

2017年7月18日

Leica M8+Nokton 50mm f/1.1で紫陽花を撮る

モノクロの紫陽花


Leica M8
Voigtländer Nokton 50mm /f1.1(VM Mount)
50mm/f/1.1
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


ライカ M8にズマロン28ミリレンズともう一つ,今回はフォクトレンダーのNokton 50mm F1.1レンズを持っていきました。最近中古カメラ屋で状態のいいこのレンズを見つけ,衝動買いしてしまいました。開放F値1.1の描写が気になっていたのとライカ M8で是非とも使ってみたいと思っていたからです。


白毫寺では,紫陽花などの花をターゲットにまず写真を撮ってみました。レンズのヘリコイドの感触は素晴らしく,距離計でのピント合わせは,ズマロン28ミリより格段にしやすいです。レンズの技術的なつくりの部分,さらに光学的な部分でもコシナのレンズはライカに引けをとらないと聞きます。操作性は抜群なレンズです。重さも想像していたより重くなく,負担なく扱えました。


紫陽花の写真はモノクロームにしてみました。このレンズのカラー描写よりは,モノクロームでの描写が知りたかったからです。いつもにようにフォトショップに付属しているCamera RAW(9.10.1)という現像ソフトで,色々調整をしてみましたが,WBはタングステン・白熱灯に,トーンカーブはコントラスト(中)にして,少しトーンを落としました。その分紫陽花の花の部分が際立ちました。夕刻の少し暗めの時間に撮ったこともあり,開放での描写はとてもいいと思いました。まだまだ分からないことだらけのレンズですので,さらに使っていこうと思います。