Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5(Scr)の最近の記事

2017年7月25日

南都白毫寺から望む奈良市内の遠景

Nara #52 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/4.5
1/8000s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


長い参道を登り,白毫寺の本堂付近に到達するとそこから奈良市内の遠景を撮ることができます。今回は,シュタインハイル社のカルミナー135ミリレンズを使って,ライカ M8に付け180ミリの望遠のつもりで撮りました。中央に近鉄奈良駅のすぐ近くにある興福寺の五重塔が見えています。隣にある覆いに隠された建築物は現在復興建設中の中金堂です。この建造物は興福寺の本堂にあたり,これまで7度も焼失してきましたが、2018年の完成を目指して再建中です。


「Culminar 135mm f/4.5」レンズは,個人的に好きなレンズで1950年代のオールドレンズらしいとても柔らかい描写をします。本来はポートレイト用のレンズですが,私は花のクローズアップや今回のような遠景で使っています。遠くの山の稜線が美しく,五重塔を中心に奈良市の遠景がグラデーションように広がっていくモノクローム写真になりました。

2017年4月 4日

モノクロで海龍王寺の雪柳を撮る

Nara #31 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/4.5
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


海龍王寺の雪柳の美しさは奈良では有名です。今回は雪のようなイメージのこの花をモノクロにしました。Leica M8でよくいわれる色被りのためのフィルタはこのCulminar 135mm f/4.5のレンズには使っていません。このレンズのきれいな丸ボケが大変気に入っています。モノクロにしてみて,背景のボケがきれいに出たことと,前後する雪柳の陰影とコントラストの濃淡からうまれる立体感が美しいと感じました。

2017年4月 3日

Culminar 135mm f/4.5で海龍王寺の雪柳を撮る

海龍王寺の雪柳


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/4.5
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


Leica M8を持ち出して,今度は奈良市内にある海龍王寺に行きました。ここは故入江泰吉さんも雪柳をテーマに撮っていた寺院です。天平文化の時代からの建造物として,小さな「五重小塔」が残されています。これは縮尺も正確な一種の五重塔のプロトタイプというべき建造物です。小塔といってもそれなりの大きさがあります。


さて,この寺院の雪柳についてですが,咲いている花の量も多く,見応えがあります。細かい花弁ですが,重なると呼称通り雪をまとったような美しさがあります。レンズは,昨日の五女うさぎのポートレイトと同じく「Culminar 135mm f/4.5」レンズを使いました。シュタインハイル社はレンズメーカーとして有名でしたので,ライカのオールドレンズに負けない光学的に素晴らしいレンズをかつては製造していました。この135mmのレンズも写りが柔らかく艶やかです。この写真は500pxに投稿しました


背景には海龍王寺の表門を入れています。Leica M8では,135mmは180mmの望遠レンズになりますので,花の撮影には向いています。暗めの背景に雪柳がソフトに浮かび上がり綺麗な色合いになりました。Photoshop CCでRAW現像しています。


クルミナー 135mm レンズ


二枚目の写真は,Leica M8にカルミナーレンズを装着したところです。鏡胴が長く大きなレンズです。市場価格は状態が悪いもので一万円以内で手に入りますが,状態の良いクリアなレンズでは2万円~4万円します。この個体は拭き傷が少しありますが,抜けは良くレンズがきれいだったため3万円台でした。鏡胴は傷が多く状態の悪いものがよく出回っていて,注意が必要です。このレンズはライカスクリューマウントですが,M42マウントもあります。その他のシュタインハイル社のライカスクリューマウントレンズには「Culminar 85mm f/2.8」や「Orthostigmat 35mmf/4.5」,「Quinon 50mm f2」があります。

2016年12月16日

モノクロであべのハルカスを撮る

Osaka #4 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/9.5
1/1000s/ISO 320/DNG
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


今回はあべのハルカスをモノクロ写真にしました。側面の反射の幻想的な感じを表現しました。太陽光が少しきつくなってきたので,シャッタースピードを1000分の1にしています。絞りはF値9.5です。


ビルを写すときは,雲のガラス面への反射に注意しています。煙が立ち込めているかのようなこのシーンは,とても印象に残りました。以前撮影した梅田のグランフロントの時よりもより鮮明に窓側にリフレクションが写り込んでいました。RAWファイルからPhotoshop CCで現像し,Nik Silver Efex Pro2のハイコントラストなフィルタを使いました。Culminar 135mm f/4.5レンズの絞った時の柔らかな写りもとてもいいと思います。

2016年12月11日

Leica M8で不退寺の南天を撮る

Nara #6 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5(Screw Mount)
135mm/f/8.0
1/125s/ISO 640/DNG
Processing with Photoshop CC


雨の不退寺,最後の写真です。今回は南天を撮りました。雨の反射と深い赤のイメージが印象的なのと日本的な侘び寂びを感じました。Culminar 135mm f/4.5レンズの落ち着いた色合いもとてもいいと感じました。この南天は不退寺内にある石棺の近くに咲いているものです。この石棺は長さ2.7メートルで,ウワナベ古墳の南側にあった平塚古墳の石棺です。誰が葬られたのかとても気になる神秘的な石棺です。この不退寺の付近にはいくつもの大きな古墳が存在します。この辺りはかつては佐保路と呼ばれ,万葉大和路の雰囲気を残しています。


南天を見ると私は本格的な冬の到来を感じます。もう師走。いよいよ年の瀬も近づいてきました。一年の総決算です。今年は何ができたのか,色々と考え込んでしまうこの頃です。

2016年12月 5日

Culminar 135mm f/4.5レンズの描写は秀逸

Nara #4 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5(Screw Mount)
135mm/f/6.7
1/125s/ISO 640/DNG
Processing with Photoshop CC


不退寺の紅葉jpeg版


今回の記事も不退寺での紅葉を「Culminar 135mm f/4.5」で撮った写真の一つです。このレンズの柔らかな写りは何とも言えない良さがあります。雨の日の薄暗い雰囲気をそのままに低めのコントラストで表現できます。写真はRAWファイルをPhotoshop CCで現像しています。500pxに投稿しました。二枚目の写真がJpeg版の写真です。RAW現像の過程で紅葉の色合いを少し明るめにしました。


Leica M8と「Culminar 135mm f/4.5」の相性はとてもいいと感じます。今回の写真でも特に緑色の表現が気に入っています。今回は背景が暗めの深い緑色ですが,潰れずによく残っています。手前の紅葉の雨に濡れた質感もカルミナーレンズの優秀さとマッチして空気感が漂っている気がします。この「Culminar 135mm f/4.5」レンズは,あまり知られていないと思いますが,私は以前「クラシックカメラ専科」という古い雑誌を眺めていた時に,写真家の大竹省二さんが,このレンズのポートレイトでの良さを語っている記事を読み,その存在を知りました。雑誌に載っていた女性のモノクロのポートレイト作品がとても艶やかで柔らかい作品でした。その印象もあって,是非ともこのレンズを使ってみたいと思っていました。


ポートレイトはほとんど撮ったことがないので,実際にどうやってこのレンズを使おうか迷っていたところ,Leica M8の焦点距離が1.33倍であることを利用して,紅葉など花を撮る望遠レンズとしての使い方を思いつきました。今回の不退寺での撮影はあいにくの雨でしたが,かえってこのレンズの地味で柔らかい自然なトーンがいきているような気がします。

2016年11月27日

Leica M8で雨の紅葉を撮る

Nara #1 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/5.7
1/125s/ISO 640/DNG
Effect with Photoshop CC


紅葉の季節もそろそろ終わりに近づいてきています。あいにくの雨でしたが,雨の紅葉も情緒があるような気がして,奈良の西大寺から少し離れたところにある不退寺へ撮影に出かけました。近くには,法華寺・海龍王寺があります。不退寺のサイトを見たら紅葉はまだ十分に残っている感じでした。実際に訪れると,このところの雨にも関わらずあまり散っていなくて綺麗でした。写真は500pxとRedditに投稿しました。


不退寺は伊勢物語で有名な在原業平ゆかりの寺院です。大変小さな寺院ですが,いつの季節にも何かしらの花が美しく咲いている寺院です。特に紅葉は写真家も多く撮影に来られるようで,多宝塔周りの紅葉は美しく絵になります。


撮影に使ったカメラはLeica M8で,レンズは最近中古カメラ屋で見つけた「Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5」です。Lマウント仕様で,Leica M8につけると約180mm相当になります。ネットで色々とカルミナーレンズの情報を探してみたのですが,丸ボケが綺麗で美しいことが分かったので,紅葉にぴったりと考えました。180mmマクロのような使い方です。F値が4.5と暗めでしたが,ISOを640に上げてシャッタースピードを遅めにしたらうまくいきました。RAW(DNG)ファイルからPhotoshop CCで現像しています。


写真には雨のしずくを入れることができました。背景の丸ボケが思っていたより綺麗に表現できました。Culminar 135mm f/4.5の柔らかな描写が気にってしまいました。少し絞ったことで,紅葉の輪郭が鮮明になった気がします。今年最後の紅葉,何とか間に合いました。


参考にした記事:「スタンダードなオールドレンズ描写 だけどちょっとデカイ Steinheil Munchen Culminar 135mm/F4.5
チャイクロと一緒に(Steinheil Munchen Culminar 135mm f4.5)