Leica Elmar 50mm f/2.8(Scr)の最近の記事

2017年3月19日

Leica M8で唐招提寺内の美しい苔を撮る

Nara #23 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 50mm f/2.8(Screw Mount)
50mm/f/4
1/250s/ISO 160/DNG
Effect with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


唐招提寺境内の北東の奥まった静かな場所に鑑真和上の墓所があります。「開山御廟」と呼ばれ,中国風の墓地となっています。この場所は私のお気に入りの場所で,墓地の周りの池とこの季節には美しい緑の苔が広がる大きな庭があります。その中の苔と木々と太陽光のコントラストが波のように広がる場所を撮ってみました。緑の広がるカラーより光のコントラストが美しいと感じたモノクロにしました。

2017年3月18日

うちわまきで有名な唐招提寺の鼓楼を撮る

唐招提寺の鼓楼


Leica M8
Leica Elmar 50mm f/2.8(Screw Mount)
50mm/f/5.6
1/500s/ISO 160/DNG
Effect with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


唐招提寺を少し奥へ入っていくと,「鼓楼」と呼ばれる建築物があります。唐招提寺のHPから説明を引用すると,鼓楼とは「金堂・講堂の中間の東側に建つ,2階建ての建築物です。名称は「鼓楼」ですが,現在は鑑真和上将来の仏舎利を奉安しているため,舎利殿とも呼ばれています。 」とあります。


二階建ての独特の形をしたこの鼓楼に使われている木材は,よく見るとかなり年季が入っています。経年変化した木肌に降り注ぐ太陽光が,この部分を美しく照らしていました。中央に見える刀の鍔のような形をした留め具のデザインもいいと思いました。今回も写真を500pxに投稿しました


毎年5月19日に,鼓楼の二階から奈良の風物詩である「うちわまき」が行われます。参拝者に千本以上のうちわが撒かれ,うちわには病魔退散・魔除け・安産などのご利益があるとも言われています。とてもユニークな行事であり,うちわの形も独特のハート形をしています。


ライカM8とエルマー50mm f/2.8


二枚目の写真は,今使っているレンズの「Leica Elmar 50mm f/2.8(Screw Mount)」をM8に付けたところです。スクリューマウントなので,バルナック型ライカにも使えます。フードはITOOYを付けています。特にこだわりがあるわけではないですが,ライカのレンズはスクリューマウントが私のお気に入りです。レンズの製造年代がM型用のバヨネットタイプより古いことが多いですし,オールドレンズという風格も感じます。また,バルナック,M型ライカの両方で使えるメリットもあります。中古カメラ屋でレンズを探すときは,スクリューマウントであるかを基準にまず探します。


Leica Elmar 50mm f/2.8レンズは,中古カメラ屋で比較的廉価で多く見かけますが,曇ったレンズが多く,ブルーのコーティングがなされているため,曇りをとろうとしても,コーティングが剥がれてしまうリスクがあり,レンズの整備クリーニングが難しいと言われます。状態のいいスクリューマウントのレンズを探すには,結構苦労します。ちなみにこのレンズには,2ndジェネレーションがあります(いま使っている1stタイプの50mmf /2.8が1964年に生産終了後,30年の歳月を隔て,M6J用として1995年に発売になっています)。

2017年3月16日

Leica Elmar 50mm f/2.8で光の反射を表現する

Nara #21 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 50mm f/2.8(Screw Mount)
50mm/f/4
1/2000s/ISO 160/DNG
Effect with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


Leica M8で唐招提寺内にある水瓶の水の滴りと水たまりに注ぐ太陽光の反射を表現しました。モノクロ写真にしたことにより光のコントラストをありのままに表現できたように思います。Photoshop CCの覆い焼ツールで光の反射部分を微調整しています。

Leica M8で唐招提寺金堂を撮る

Nara #20 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 50mm f/2.8(Screw Mount)
50mm/f/4
1/500s/ISO 160/DNG
Effect with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


薬師寺前の通りを真っ直ぐ北へ進み,突き当りを東へ進むと唐招提寺が見えてきます。近鉄西ノ京駅から歩いて約10分ほどです。この間の若草山などが見える奈良の遠景もいいですが,今回はLeica M8で唐招提寺の金堂を撮ってみました。唐招提寺は南都六宗の一つである律宗の総本山で,鑑真和上の私寺からはじまりました。


奈良の写真家である故入江泰吉さんがほぼこの同じ場所から迫力ある金堂を撮っています。入江さんはリンホフの大判カメラで大和路の風景写真を撮っていたので,その作品は縦長のもっと大きなものでした。この場所に立ってみると,金堂の大きな柱たちが一望できます。あの作品はかなり考えられて撮られたものと改めて理解できました。


Leica Elmar 50mm f/2.8レンズを試したくて,今回はモノクロにしました。手前の大きな水瓶が印象的です。蓮の形がモチーフとなっているようで,美しい曲線を描いています。モノクロにしても暗部が潰れずにディテールが表現されていました。金堂で参拝する人たち付近の巨大な柱群に太陽光が降り注いでいて,手前の水瓶の暗がりと対照的でした。このレンズにあまり期待していなかったのですが,ズミクロン 50mm f/2とはまた違う柔らかいモノクロの階調や描写がいいと思いました。

2017年3月14日

Leica M8で薬師寺近くの土壁を撮る

Nara #19 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 50mm f/2.8(Screw Mount)
50mm/f/5.6
1/500s/ISO 160/DNG
Effect with Photoshop CC/ Nik Color Efex Pro4


近鉄西大寺駅から急行で一つ目の駅に近鉄西ノ京駅があります。この駅から歩いて一分のところに薬師寺があります。世界で最も鉄道駅に近い世界遺産です。この薬師寺はその古さから東塔という三重塔が有名ですが,現在は解体修理中で,平成32年(2020年)の6月頃に修理が完了する予定です。今は囲いに覆われていて,新しく再建された西塔しか見られないのが残念です。


今回Leica M8で撮ったのはこの薬師寺前の唐招提寺へ続く道であり,土壁の家屋が続くところです。以前もここを撮ったことがあるのですが,この日の恵まれた天候と太陽光の美しいコントラストが印象的でした。使ったレンズは,少し前に手に入れたスクリューマウントのLeica Elmar 50mm f/2.8です。ブルーのコーティングがされていて,製造年代は1957年頃です。ライカⅢgの標準レンズとして発売されていたようです。写りはカラーについては派手さはありませんが,暗部がしっかりと出ていていい色合いです。Leica M8とも合うような気がしています。もう少し撮っていきたいです。