入江泰吉「古都奈良の文化財~東大寺・春日大社・春日山原始林」展を見に行ってきました

入江泰吉記念奈良市写真美術館の裏側と鏡神社


M8 / Cron 35mm(2nd)
AE/ISO 160/RAW
Taken at Nara


この連休中にもう一つ写真展を見に行きました。現在,入江泰吉記念奈良市写真美術館において開催されている「入江泰吉「古都奈良の文化財~東大寺・春日大社・春日山原始林」展です。同時に「上田義彦 FOREST 印象と記憶 1989-2017」も展示されていました。入江さんの展示は全てカラー写真作品で,今まで見たことのなかった春日山の原始林の大木の写真などがあり興味深く見ることができました。古都奈良のイメージを大切にしていた入江さんの作品は,対象物の切り取りが見事でカラー写真での色使いも美しく,とても勉強になります。全体を眺めてみると晴天の日の撮影は少なく,雨や曇天のシーンが結構多いことに気付きました。時間的には朝早くか夕刻が多く,光の美しい時間帯を選んで待って撮っている様子が伝わってきます。入江さん自身はこの写真館を見ることなく亡くなってしまったということで残念な話です。個人的には「春めく二月堂裏参道」という縦構図の写真がお気に入りで,濡れた石畳の階段と美しく咲くモクレン,土壁の質感が何とも言えず素晴らしいと感じます。アップした写真は,写真美術館の裏側にある鏡神社の新緑のもみじです。陽射しに照らされてとてもきれいでした。また,定期的に写真展を見に行こうと思います。