Leica M8を一年使ってみて

Leica M8のライカロゴ


ライカ M8を使い始めて一年が経ちました。このカメラを使ってのレビューを書いてみたいと思います。ライカM型のカメラはフィルムカメラしかもっていなかった私ですが,このカメラを中古カメラ屋で手に取って驚いたのが,M型のフィルムカメラと全く同じコンセプトだったということです。デジタルカメラでかつ距離計でピント合わせるこのスタイルにとても感動しました。


あれからずっとこのカメラを使ってきましたが,カラーの色味がフィルムライクでいいと思いますし,モノクロームは独特の写りの良さを感じます。1000万画素という解像度も十分であり,イルフォードのインクジェットプリント紙に印刷してみて大変美しいと思います。特にズマロン28ミリレンズやヘクトール73ミリレンズとの相性が良く,私にとってはこの二つの組み合わせが最も好きなスタイルです。


Leica M8のバッテリー表示


ライカ M8を使っていて良い点は,二枚目の写真にあるバッテリー残量とSDカードの残り枚数表示が軍艦部にあることです。正直言いますと,バッテリーの残量表示はあまりあてになりません。しかし,あとどれだけ枚数が撮れるかという数字についてはピッタリと合っていて正確です。これはとても重宝している部分で,M9以降のライカデジタルカメラにはついていません。


Leica M8の8000分の1のシャッタースピード


もう一つのアドバンテージは,三枚目の写真のように8000分の1のシャタースピードを持っているところです。ライカ M8.2以降にはこれがありません。このカメラをずっと使っていたいなと思わせる部分はこの辺りに理由があります。特に大口径のレンズを昼間に使うときは,8000分の1は有効です。無理に絞りを絞らなくてもいいからです。


以前,写真家のセイケトミオさんのブログの中でコメントをいただいた内容の中で,CCDセンサーのM9系がセンサーの剥離の問題を抱え,多くのカメラがトラブルに見舞われている中でM8には大きなトラブルが出ていないという話がありました。これは,このカメラを使う上での良さであり,中古カメラ屋での価格も20万円台と,M9のだいたい半額,Mモノクロームの約三分の一,M10(新品)の約五分の一の価格です。しかも一年間大きなトラブルもありませんでした。画面が真っ白になって,画像が表示されなくなったことがありましたが,ライカショップでファームウェアを最新のものにしてもらったらその症状は治りました。また時々ファイルが壊れることがあり,ウィルス対策ソフトがこれを検知してスキャンしてしまうとファイルが全て消えてしまいます。一度このミスをしてしまいましたが,むやみにスキャンしなければファイルを消さずに済みます。


また,モノクロームにコンバートしたときのクオリティーがデジタルM型ライカでは初代のライカMモノクロームに次いでM8が良いというのはもはや定評ということでした。画素数が重くなく,モノクロームのクオリティーが高いとなれば,こんなお得なカメラはありません。コダック社のCCDセンサーの持ち味だと思います。発売から10年以上経ったM8ですが,まだまだ使えるカメラですね。以下,私のライカ M8に関するレビューをレーダーチャートにしてみました。メリットデメリットをあげてみましたので参考にしてください。ただし,この評価はあくまで私の個人的な感想なのでその辺りはご理解ください。


ライカ M8の評価とレーダーチャート


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