Leica M8+Orthostigmat 35mmf/4.5で白毫寺の石仏を撮る

Nara #41 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Orthostigmat 35mmf/4.5(Screw Mount)
35mm/f/4.5
1/125s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC


白毫寺の撮影第三弾です。白毫寺内の石仏を一つ一つじっくりと見ていきました。顔の表情のあるもの,欠けてしまってよく表情の見えないものがいくつかありました。その中で,太陽光がこの道の木陰に柔らかく差し込み,落ちている椿と石仏を照らした光がきれいだと思いました。


さりげなく立つ石仏と苔のついた古びた感じ,周りの土や落ち葉の色合い,落ちてしまった椿の儚さなどに古寺の良さを感じます。故入江泰吉さんがよく著作で述べていた「ほろびの美」というイメージが,この石仏や椿に重なるように私には感じました。また,Leica M8の発色と使ったレンズ「Orthostigmat 35mmf/4.5」の暖色系の色がこの雰囲気に合っていると感じました。


Leica M8とOrthostigmat 35mmf/4.5


二枚目の写真は,Leica M8にシュタインハイル社の「Orthostigmat 35mmf/4.5」レンズを付けたところです。このレンズには,「Made in Germany US-Zone」と「Made in Germany」の2種類があるそうですが,私の持っているのは後者の方です。ライカの「Summaron 35mm/f3.5」レンズの後期スクリューマウント,あるいはM型バヨネットタイプのレンズと形状が似ています。ズマロンに比べ,F値の開放が4.5ということで,暗いレンズですが,色合いはズマロン,以前持っていたズミクロン35㎜の七枚玉より自分の好みです。とてもいいレンズだと思いますし,シュタインハイル社のレンズの中では「カルミナー135mm f/4.5」レンズに比べ中古カメラ屋で見つけにくいと感じます。このレンズにはフォーカス用のノブが付いていて、ピント合わせがしやすいです。写真では見えてませんが,丸い形状のノブが2つ付いています。


ズミタール用フィルター1


三枚目の写真は,「Orthostigmat 35mmf/4.5」レンズに使えるフィルターです。フードはオリジナルのものを手に入れるのは困難ですが,フィルターについてはライカのズミタール50㎜ f/2レンズと同じものが使えます。これがなかなかこのレンズの面白いところです。写真ははめ込みのリング(左)とフィルター(右)とです。両方セットでないとフィルターとして使うことができません。


ズミタール用フィルター2


四枚目の写真がリングとフィルターを付けたところです。ズミタールレンズと「Orthostigmat 35mmf/4.5」レンズはレンズが奥深くに入り込んでいる構造ですので,リングなしではライカ純正や市販のフィルターでは付けることができません。私はライカ純正らしきリングとフィルターを使っていますが,他社製品のリングでもはめ込めるものがあるようです。フィルターに関しては写真家のセイケトミオさんのブログの「ズミタール」に関する記事のコメント欄が参考になりました。

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