2017年4月アーカイブ

2017年4月25日

Leica M8で土壁の陰影を撮る

Nara #39 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Voigtländer Nokton 50mm F1.5 Asph.(Screw Mount)
50mm/f/2.8
1/1000s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC


奈良市にある海龍王寺の続きの写真ですが,この寺院にある古い土壁の雰囲気はとても歴史を感じます。夕刻の土壁に注ぐ太陽光が美しく,思わずシャッターを切りました。RAW現像で,ホワイトバランスを少し上げました。影と土壁の壁の色との対比が美しいと思います。

2017年4月 4日

モノクロで海龍王寺の雪柳を撮る

Nara #31 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/4.5
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


海龍王寺の雪柳の美しさは奈良では有名です。今回は雪のようなイメージのこの花をモノクロにしました。Leica M8でよくいわれる色被りのためのフィルタはこのCulminar 135mm f/4.5のレンズには使っていません。このレンズのきれいな丸ボケが大変気に入っています。モノクロにしてみて,背景のボケがきれいに出たことと,前後する雪柳の陰影とコントラストの濃淡からうまれる立体感が美しいと感じました。

2017年4月 3日

Leica M8で連翹の美しい高畑町を撮る

Nara #31 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Voigtländer Nokton 50mm F1.5 Aspherical(Screw Mount)
50mm/f/2.8
1/500s/ISO 160/DNG
Effect with Photoshop CC


再び入江泰吉記念奈良市写真美術館に行ってきました。今回は,「入江泰吉 大和路展」と「第2回入江泰吉記念写真賞受賞記念 田淵三菜「into the forest」展」を見に行くことが目的でした。「入江泰吉 大和路展」の方は,奈良の写真家である故入江泰吉さんの大和路撮影の原点ともいえる写真集『大和路』(東京創元社・1958年)から約40点を紹介したものでした。この『大和路』という写真集を私は二巻とも持っています。入江さんの厳選されたモノクロ作品を見ることができる貴重な写真集です。すでに絶版の写真集で,以前この二巻を探すため,古本屋巡りをしたことがあり,その際,別々の本屋でそれぞれを見つけて購入しました。


今回の写真は,連翹を主体に撮りました。今の季節にしか見られない連翹。黄色の細かな花弁がとても綺麗です。入江泰吉記念奈良市写真美術館の近くの不空院付近の光景です。雨が降っていたこともあり,傘を持ちながらの撮影でした。


先週に大阪で開かれた中古カメラ市で見つけた,「Voigtländer Nokton 50mm F1.5 Aspherical」というレンズ。廉価な割にはとても写りがいいレンズと中古カメラ屋の方に聞いて購入を決めました。1999年から発売されたスクリューマウントのレンズで,日本製です。ローレット加工が見事で距離計も合わせやすいいいレンズです。現在は,さらにデザインが洗練された「Voigtländer Nokton 50mm F1.5 Aspherical VM」というM型用のバヨネットレンズが発売されています。光学的には同じかどうか分かりませんが,コシナ製のレンズを初めて使い,その性能の高さを実感しました。撮ってみて背景のボケも美しいと感じました。


コシナ50mmf1.5レンズとライカM8


二枚目の写真がLeica M8にVoigtländer Nokton 50mm F1.5 Asphericalレンズを付けたところです。黒の鏡胴が,M8のカラーとマッチしていて,重さも適度で持ち運びに苦労しませんでした。最近M8にグリップを付けました。カメラが握りやすくなったことで,ボテッとした躯体のM8での写真も撮りやすくなりました。また,このレンズで撮った他の写真も随時アップします。

Culminar 135mm f/4.5で海龍王寺の雪柳を撮る

海龍王寺の雪柳


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/4.5
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


Leica M8を持ち出して,今度は奈良市内にある海龍王寺に行きました。ここは故入江泰吉さんも雪柳をテーマに撮っていた寺院です。天平文化の時代からの建造物として,小さな「五重小塔」が残されています。これは縮尺も正確な一種の五重塔のプロトタイプというべき建造物です。小塔といってもそれなりの大きさがあります。


さて,この寺院の雪柳についてですが,咲いている花の量も多く,見応えがあります。細かい花弁ですが,重なると呼称通り雪をまとったような美しさがあります。レンズは,昨日の五女うさぎのポートレイトと同じく「Culminar 135mm f/4.5」レンズを使いました。シュタインハイル社はレンズメーカーとして有名でしたので,ライカのオールドレンズに負けない光学的に素晴らしいレンズをかつては製造していました。この135mmのレンズも写りが柔らかく艶やかです。この写真は500pxに投稿しました


背景には海龍王寺の表門を入れています。Leica M8では,135mmは180mmの望遠レンズになりますので,花の撮影には向いています。暗めの背景に雪柳がソフトに浮かび上がり綺麗な色合いになりました。Photoshop CCでRAW現像しています。


クルミナー 135mm レンズ


二枚目の写真は,Leica M8にカルミナーレンズを装着したところです。鏡胴が長く大きなレンズです。市場価格は状態が悪いもので一万円以内で手に入りますが,状態の良いクリアなレンズでは2万円~4万円します。この個体は拭き傷が少しありますが,抜けは良くレンズがきれいだったため3万円台でした。鏡胴は傷が多く状態の悪いものがよく出回っていて,注意が必要です。このレンズはライカスクリューマウントですが,M42マウントもあります。その他のシュタインハイル社のライカスクリューマウントレンズには「Culminar 85mm f/2.8」や「Orthostigmat 35mmf/4.5」,「Quinon 50mm f2」があります。