Leica M8で興福寺五重塔を望む

Nara #16 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica New Summaron 35mm f/3.5(Screw Mount)
35mm/f/4
1/1000s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


奈良町から元興寺付近を通って,猿沢池の方へ向かう途中の路上から興福寺の五重塔を望むことができます。私はこの道が好きで何度となくこのシーンを撮影しています。今回初めてLeica M8で撮りましたが,35mmのズマロンが標準50mm近くのちょうどいい画角になり,モノクロに変換したことで奈良らしい風景になった気がします。


このシーンは古くは奈良の写真家である故入江泰吉さんが,おそらくライカで撮ったであろう写真が残されています。私の持っている『入江泰吉の原風景 昭和の奈良大和路』というモノクロ写真集の中に,昭和30年代に撮った同じ場所と思われる作品が載っていました。ただ,その当時の風景と違い,今は周りに様々な建物が立ち,興福寺五重塔の手前にも大きな旅館が立っていて,景観に水を差していると個人的には思います。シンプルな景観だった昭和30年代がうらやましくなります。入江さんはLeica M3とズミクロン50mmf/2(固定鏡胴)を使っていたことが分かっています。入江泰吉記念奈良市写真美術館内の展示の中に,入江さんが使っていたカメラというコーナーで紹介されていました。おそらく当時発売されたばかりのM型ライカを手に大和路を駆け巡って撮影していたのではと想像します。



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