Casca Iで夜の難波を撮る

Osaka #10 by Hiro _R on 500px.com


Casca I
Steinheil Munchen Culminar 50mm f/2.8
50mm/f/2.8
1/25s/ISO 125
Film: Ilford FP4 Plus 125


やっと「Casca I」というカメラでの撮影と現像に漕ぎつけました。南海の難波駅付近と心斎橋の商店街などを撮影してきました。ファインダーが小さく見にくいカメラですが,「Culminar 50mm f/2.8」というレンズの写りはなかなかいいことが分かりました。さすが老舗レンズメーカーのシュタインハイル社のレンズだと感じます。ちょっと暗すぎるかもしれないと思いましたが,Ilford FP4 Plus 125フィルムの柔らかな階調にも助けられて黒潰れせずに写っていました。また、夜の照明の光も淡くほんのり写りました。


ところで,以前このカメラのフィルムの巻き戻し方法が分からず,その後色々と調べていました。Casca Iというカメラはフィルムを送るダイヤルと巻き戻しのダイヤルが同じです。巻き戻しの際はこのダイヤルを上に引き上げると巻き戻せると思っていました。購入した際もそのような説明を受けました。


Casca1の巻き戻し用ボタン


しかし,それだけでは巻き戻せませんでした。ダイヤルの横にある飾りと思っていたボタンが実は重要でした。二枚目の写真のシャッターボタン横にある青色で囲った黒い平らなボタンです。その下に矢印があり,初めは意味が分からなかったのですが,その後この方向に平らな黒ボタンを力を入れて押していくと,シャッターボタンが降りたままになることが分かりました。


シャッターボタンを降ろしたままにして,巻き戻しダイヤルを引き上げて回していくと,フィルムが巻き上がりました。そしてやっと現像に出せたといういきさつでした。取説もない,マイナーなカメラなので細部まで操作方法が分かりにくいのが難点でした。


Casca 1にフィルムを入れたところ


最後の写真はフィルムを入れたところです。当時のカメラとしては珍しく,弁当箱のように上下にカメラの裏蓋が開きます。ライカのように底蓋を開いてフィルムを入れる方法とは全く異なります。Casca Iはフィルム自体は填め込みやすいのですが,スプロールの溝にフィルムを入れてフィルム送りをする際は空回りしてしまいなかなかうまくいきません。最近何本かフィルムで撮るようになってようやく慣れてきましたが,最初はフィルム送りも大変でした。厄介なカメラです。当時あまり売れなかったのもよく分かるような気がします。

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