2017年8月21日

Culminar 85mm f/2.8で蓮と紅葉の陰影を撮る

蓮の葉に紅葉の影


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 85mm f/2.8
85mm/f/2.8
1/500s/ISO 320/RAW
Processing with Photoshop CC


お盆休みに古都奈良のイメージの強い唐招提寺へ撮影に行ってきました。蓮を撮りに行こうと朝早くに出かけました。ただこの日は蓮の花はあんまり咲いていませんでした。切り換えて蓮の葉にも注目してみました。曇り空だった天候がしばらくすると日が照ってきました。そんな中,蓮の大きな葉に夏の紅葉の葉が影を落としているシーンを見かけきれいだと思い写真を撮りました。レンズはカルミナー85ミリを使いました。実際にプリントアウトしてみると,パソコンの画面とは少し違い緑が落ち着いたいい色でした。陰影の部分も透明感がありました。この写真は500pxに投稿しました

2017年8月20日

Elmar 50mm f/3.5でホールの陰影を撮る

ヒルトンウエストのロビー


Leica M8
Leica Elmar 50mm f/3.5(Leica M Bayonet)
50mm/f/3.5
1/250s/ISO 160/Jpeg


この写真は,ヒルトンプラザウエスト内の一階のホールです。ここは有名なブランドショップがいくつか入っている場所です。レンズは,「Leica Elmar 50mm f/3.5」でM型用のバヨネットタイプです。スクリューマウントは数が多く出回っていますが,M型用のレンズ(後期型)は数が少ないためあまり見かけません。中古カメラ屋を周っていて,たまたま見つけました。レンズに擦り傷が多く,美品ではないですが曇りはないレンズです。デジタルカメラの場合はこの辺りあまり気にしなくていいように思います。『Leica M10 BOOK (玄光社MOOK)』にもオールドレンズのコーナーで解説が載っていた興味のあったレンズでした。


写りは,個人的には想像していたより良かったです。前回のヒルトンホテルの白の部分のディテールはきちんと写っていましたし,この写真の暗部の黒い部分には粘りがあり,コントラストがきれいです。モノクローム写真においては,ズマロン28ミリレンズが持つような描写の柔らかさもあり,このレンズが好きになりました。今回の写真はRAW現像せず,Jpegのままアップしました。500pxにもこの写真を投稿しています

2017年8月19日

Leica M8のシャッタースピード8000分の1を使う

ヒルトンホテルのモノクローム


Leica M8
Leica Elmar 50mm f/3.5(Leica M Bayonet)
50mm/f/3.5
1/8000s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


西梅田にあるニコンサロン大阪があるヒルトンプラザウエスト・オフィスタワーの向かい側にヒルトンホテルがあります。大変ゴージャスなつくりでいつもを目を惹きます。今回は側面からこのホテルを撮ってみました。ライカ M8の8000分の1のシャッタースピードを利用して,少しシャープなイメージにしています。Nik Silver Efex Pro2で高ストラクチャ(弱)を適用しています。レンズはエルマー50mm f/3.5を使いました。この写真は500pxに投稿しました

2017年8月18日

暑さのため日陰で休憩するカフェテーブルたち

休憩するカフェテーブルたち


Leica M8
Leica Summitar 50mm f/2(Screw Mount)
50mm/f/2
1/4000s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2

大阪梅田のジュンク堂へ行ったときに撮影した写真です。近くにあるカフェの前では,いつもなら外でお茶する人たちでこのテーブルやチェアは賑わっています。ところがこの日はかなりの暑さ。片付けられて日陰で休憩しているように見えるテーブルたちが,ちょっと微笑ましく思えました。暑いなぁという声が聞こえてきそうです。

オールドレンズの柔らかな光

大阪のバーにて


Leica M8
Leica Summitar 50mm f/2(Screw Mount)
50mm/f/2
1/60s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


大阪のとあるビールの美味しい店で飲んだ時のワンシーンです。カウンター奥のライトとビールのグラスの反射がきれいでした。今回もレンズは開放F値2のズミタールです。夜の暗い店内でしたが,オールドレンズの柔らかな光の描写が個人的には好きです。この写真は500pxに投稿しました

2017年8月16日

ズミタールレンズで写す緑の美しさ

難波パークスの木々


Leica M8
Leica Summitar 50mm f/2(Screw Mount)
50mm/f/2
1/2000s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC


難波パークスからエスカレーターを降りて,難波駅へ帰ろうかという時に見つけた大きな木。今年は梅雨っぽくなかったですが,7月と8月にはよく大雨が降っている気がします。そのせいか,木々の緑がより美しく感じます。この写真でも夏っぽい感じが出ていてズミタール開放による木の葉のボケが少し涼しさも感じさせます。よく見たら,木に何かの虫も止まっていて休憩していました。

Summitar 50mm f/2で撮る小瓶の反射光

難波パークスの花屋にて


Leica M8
Leica Summitar 50mm f/2(Screw Mount)
50mm/f/2
1/2000s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


久々に大阪難波の難波パークスに行ってきました。以前に比べここは随分とおしゃれになりました。カフェが増え,店舗も充実して,お盆でも多くの人たちが訪れていました。家族で過ごすにもいい場所かもしれません。


写真はそんな難波パークスの店舗の一つで,花屋の店先です。ガラスの小瓶がいくつも並んでいてきれいでした。ズミタールレンズの開放でその反射光を撮りました。今回はNik Silver Efex Pro2で写真をダークセピア調にしました。

2017年8月15日

Summaron 28mm /f5.6でJR大阪駅を撮る

JR大阪駅をズマロン28ミリで撮る


Leica M8
Leica Summaron 28mm f/5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/250s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


ズマロン28ミリレンズで大阪駅を撮りました。色々なライカのレンズを使ってきましたが,このレンズのモノクロームが個人的には最も好みです。特にライカ M8との相性が良く,撮影して,RAW現像し,実際にプリントアウトして見ても,他のレンズのモノクロームの描写とは明らかに差があると感じます。カリカリな描写でなく,それでいてきっちりディテールまで写していて,かつ柔らかさがある。光を捉えるという観点から見てとても秀逸なレンズだと感じます。最近になってライカがなぜこのレンズを復刻させようとしたのか,何となくその意図が分かるような気がしてきました。ただし,時間の流れと光学的な部分で,オールドレンズと同じようなものをそっくり作るのは難しいのではないかと想像します。

2017年8月14日

ちょっと休憩中のピアノ

布をかけられたピアノ


Leica M8
Leica Summitar 50mm f/2(Screw Mount)
50mm/f/2
1/500s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC


大阪梅田のヒルトンプラザウエスト・オフィスタワーの13階にニコンプラザがあります。そこへ時々写真展を見に行くのですが,世界報道写真展のついでと思って行ったのですが,今回はあいにく展示をしていませんでした。その後,ヨドバシカメラの方へ行こうと思い,地下一階に降りていくと,写真のようなピアノが置いてありました。時々ここで演奏をしているのでしょうか。ちょっと気になって撮影しました。布をかけられて,少し寂しげな感じがしたのと,背景にワインボトルが展示されている部分の光がバックライトのようになっていたのが印象的でした。RAW現像の段階でモノクロームにしました。ズミタールレンズの開放で撮っています。

2017年8月13日

Summitar 50mm f/2の開放で反射光を撮る

Osaka #44 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summitar 50mm f/2(Screw Mount)
50mm/f/2
1/125s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC


大阪市営地下鉄の東梅田駅近くで撮りました。リフレクションと反射光が面白いと思い撮りました。レンズはズミタール50ミリ,ライカ M8で撮っています。ズミタールの開放はなかなかいい描写をします。以前秋篠寺で撮った時は絞って使いましたが,絞ってもシャープな描写をするいいレンズです。

2017年8月12日

Leica M8+Summitar 50mm f/2で梅田のカフェを撮る

Osaka #43 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summitar 50mm f/2(Screw Mount)
50mm/f/2
1/500s/ISO 160/DNG
Processing with Photoshop CC


久々にズミタール50ミリレンズを持ち出して,大阪に行ってきました。今回は,「世界報道写真展 2017」を見に行くために梅田へ出ました。展示会場はハービスOSAKAの地下二階のホールでした。昨年の展示も見応えがありましたが,今年の内容もさらに良かったと思います。世界の時事ニュースを知ることができると同時に,報道写真の大変さというか難しさを感じました。写真は,私たちが見たくないものも写し出すことがあります。現実に目を背けることもできますが,写真家たちの真実を伝えたいという強いメッセージが,時には私たちの心を動かします。


ニュース部門の受賞作品は,見ていて辛いものも多かったです。個人的に動物が好きな私は,クロサイが密猟で角をもぎ取られてしまったシーンがショッキングでした。サイは既に亡くなっている状態とはいえ,心が痛かったです。一方でサイを手術して助けようとしているシーンもあり,少しホッとしましたが,動物保護区の中にいるにも関わらず,お金のために密猟で象牙やサイの角を乱獲し,そのためにたくさんの罪のない動物たちが殺されるのは本当に悲しいことだと思いました。


その他,スポーツ部門や長期取材部門など多彩な写真家たちの作品には圧倒されました。特に長期取材というのは命懸けであり,写真家の中でも過酷な分野だと感じます。また死を覚悟した強い精神力と心の軸みたいなものを持っていないと,このような取材はできないと感じました。


最後は,今回のモノクローム写真についてですが,グランフロント大阪内のカフェのワンシーンです。西日が入り込んで,空間全体の陰影が美しかったです。奥行きのあるこの場所は私のお気に入りです。

2017年8月11日

Xenon 50mm f/1.5で撮る夜の祇園

Kyoto #60 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Xenon 50mm f/1.5
50mm/f/1.5
1/30s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


再び夕刻の花見小路へ撮影に行ってみました。時間を変えるとどんな表情になるのだろうかと期待も込めて行ってきました。夜のライカショップ京都にも初めて訪れました。現在はジュリアン・レノンさんの写真展をしていました。テーマは面白いものでしたが,よく500px上で見かける海外のフォトグラファーが行うフォトショップなどでの現代的な画像処理をしているモノクローム作品群でした。


写真は,「京都祇園 和バル OKU」というカフェの店先で撮りました。日が沈んだ後なので,カフェ内の灯りが外に漏れていて美しかったです。クセノンレンズのソフトな感じも出ています。ちょっとアンバーな灯りに挟まれた格子上の光の線が京都らしさを出していると思いました。

Leica M8で手水鉢の落ち葉を撮る

Kyoto #59 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Xenon 50mm f/1.5
50mm/f/1.5
1/125s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


京都四条通り沿いにある,創業明治7年の甘栗和菓子のお店の奥に染殿地蔵院があります。京都でも一番賑わう新京極通側の狭い門から入っていきます。気を付けて見ていないと行き過ぎてしまいそうな小さな門で,狭い場所にあります。今回の写真はここで撮りました。丸い石の手水鉢に浮かんだ一枚の落ち葉がきれいでした。ひっそりとした薄暗い中の撮影でしたので,クセノンレンズの開放で撮りました。

2017年8月10日

『Leica M10 BOOK』を買いました


先日発売になったばかりの『Leica M10 BOOK (玄光社MOOK)』を買いました。今回は,好きな写真家の一人である石井靖久さんの作品が多く特集で組まれていたからです。石井さんのインスタグラムの投稿でこの本を知りました。


石井さんの存在は,ライカ京都ショップでもらった「LEICA STYLE MAGAZINE」というフリーの小冊子中の「情熱写人」という連載記事で初めて知りました。セイケトミオさんとの出会いからモノクロームの作品に傾倒していったそうで,ハービー・山口さんをはじめとするライカ写真家からの評価が高く,ポーランドをはじめとしたヨーロッパを中心に活躍されています。モノクロームに少しアクセントになる単色を入れるなど大変印象的な作品です。石井さんの「脳の個性」による,人それぞれの感性やスタイル,それをライカのレンズを通して表現する写真の在り方の記事は面白かったです。


この本は,その他ライカ M10といくつかのオールドレンズとの相性,現行ライカレンズの特性とMTF曲線を載せてくれているので,レンズの特色がよく分かるようになっています。オールドレンズ紹介では,私の好きなシュタインハイル社のレンズなど,結構マイナーなものまで紹介されてあって楽しく読めました。ライカ M10を持っていなくても,世界的な写真家の作品やその作品づくりにおけるコンセプトなどを知ることができて十分面白い内容となっています。

2017年8月 9日

Xenon 50mm f/1.5レンズの柔らかなトーンと色味

Kyoto #58 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Xenon 50mm f/1.5
50mm/f/1.5
1/2000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


京都祇園の花見小路での写真です。少し西へ入った通りで何となく目に入ったシーンでした。ちょこっと植えてある植物の葉に注ぐ太陽光の反射がきれいでした。クセノンレンズの色味は低いトーンで派手さがなく自然な感じです。RAW現像の段階でWBを日陰にして,彩度を微調整しできるだけいじらないようにしました。このレンズの場合はほとんどそのままの方が,柔らかくいい味を出しているような気がします。

2017年8月 7日

Leica M8+Xenon 50mm f/1.5で祇園を撮る

Kyoto #57 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Xenon 50mm f/1.5
50mm/f/1.5
1/250s/ISO 160/Jpeg
Processing with DxO FilmPack 5(HP5 Plus 400)


京都の撮影の続きで,今回は京都祇園です。四条通沿いにある京料理店の「千花」への狭い小さな通り道で撮りました。提灯の雰囲気と奥の玄関先の太陽光がきれいでした。四条通沿いはかつては花街の通りでしたが,明治時代以降は現在の花見小路へ移転させられてしまいました。こういった昔ながらの京料理店は,もしかしたら花街からの料理店なのかもしれません。その佇まいや雰囲気が京都らしくていいです。この写真はJpegファイルから「DxO FilmPack 5」へ移行し,HP5 Plus 400の効果を適用しました。クセノンレンズの特性に合う淡いトーンとなりました。


さて,使ったレンズですが,中古カメラ屋を周っていて,テーラーホブソンのクセノンレンズを見つけました。このレンズはドイツにある名門光学メーカーのシュナイダーから供給を受けたレンズです。ライカ M8につけて,その場で何枚か試写をさせてもらいました。独特の写りというか,低いコントラストと開放でのソフトな写りが魅力的で,このレンズは欲しいと思い購入しました。ただし,レンズは結構曇っていて,鏡胴も傷が多いです。クセノンレンズは6504本の生産で,酷使されたものも多い気がします。いい状態のものはあまりみかけません。こちらのサイトからの引用で,クセノンレンズのシリアルナンバー(SN)の表を載せておきます。

【Xenon f= 5 cm 1:1.5 Serial Numbers】

【SN Start - End】 【Product】 【Year】 【Total】
270001 - 270004 Xenon f= 5 cm 1:1.5 1935 4
288001 - 290000 Xenon f= 5 cm 1:1.5 (3-ring)
(Taylor-Hobson)
1936 2000
375501 - 377000 Xenon f= 5 cm 1:1.5 (3-ring,4-ring)
(Taylor-Hobson)
1937 1500
426001 - 427000 Xenon f= 5 cm 1:1.5 (3-ring,4-ring) 1938 1000
490001 - 492000 Xenon f= 5 cm 1:1.5 (3-ring,4-ring) 1939 2000

割り当てられたシリアルナンバーの合計は,1935年~1939年で「6,504」です。私の持っているクセノンレンズは4-ring,37万番台なので1937年製です。

2017年8月 6日

私のお気に入りカメラを紹介

My favorites by Hiro _R on 500px.com


私のお気に入りカメラということで,500pxに所持しているライカのカメラの写真を投稿しました。最近になって再び購入したライカ M1といつも使っているライカ M8です。ライカ M2を手放してM1に戻した理由は,撮影のしやすさからです。私が初めて使ったライカのカメラはM1でした。距離計はありませんが,ファインダーが大変見やすく,素早く撮影するのに向いています。ファインダーには常時35ミリと50ミリの枠が見えています。私はこのカメラへの慣れもあって近めの被写体も大体の目測でレンズを合わせ撮ることができます。その時の感覚が忘れられず,状態のいいライカ M1を見つけ,クセノン f/1.5レンズも併せて手に入れ,お気に入りに追加しました。このところ,モノクロームの写真が多くなってきていたので,たまには違った写真をと思い載せてみました。


Leica M1 + Summaron f/3.5(M Bayonet) で以前撮った写真は500px上のギャラリーに載せています。よろしければ見てください。ネガは自家現像しています。


ライカM8の方ですが,このカメラを中古で購入したのは昨年の10月です。最初の撮影時のショット数が4200くらいでしたので,あまり使われていなかった個体です。時々液晶画面に撮影画像が写らず真っ白になることがありましたが,ファームウェアを最新にしたら問題なくなりました。したがって大きなトラブルは今のところありません。現在のショット数は9600です。まもなく10000を超えますが,実質6000ショットではまだまだ撮ってないというのが実感です。さらに撮影を続けていこうと思います。目標は50000ショット以上です。そのためには撮影にでかけないといけません。暑いですが,頑張って撮りに行こうと思います。M1もM8も不便なところが多いカメラですが,不思議と愛着が湧きます。この感覚はニコンやソニーのカメラには無かった感覚です。ライカカメラの魔力というか魅力なのでしょうか。

2017年8月 4日

ロシア料理店前の小さなテーブルを撮る

Osaka #42 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 85mm f/2.8
85mm/f/2.8
1/4000s/ISO 320/RAW
Processing with Photoshop CC


長堀鶴見緑地線に乗って,谷町六丁目あるいは松屋町駅で降りると,空堀商店街があります。ここは歩くと色々なお店もあり,撮影場所としても面白いところです。歩いている途中でマトリョーシカの看板が目立つ,ロシア料理店がありました。あいにくお店は閉まっていましたが,外にあったテーブルに目が留まりました。夕日が小瓶にあたり,陰影がきれいだと思い撮影しました。お店の名刺が入っていたりしてアクセントになっていました。レンズは今回もカルミナー85ミリです。

2017年8月 3日

Leica M8でクリスタ長堀を撮る

Osaka #41 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 85mm f/2.8
85mm/f/2.8
1/2000s/ISO 320/RAW
Processing with Photoshop CC


地下鉄四ツ橋線の四ツ橋駅から東へ歩いていくと,クリスタ長堀につながっていきます。この通りは長堀通の地下にあたりかなりの距離があります。この写真は地下鉄鶴見緑地線の長堀駅付近で撮りました。ビジネスマンが休憩しているその手前のホールに降り注ぐ太陽光がきれいでした。休んでいるビジネスマンの安堵感と柔らかい日差しがマッチしていたように思います。レンズは今回もカルミナー85ミリレンズです。遠くから望遠レンズのつもりで切り取りました。ライカ M8は構図の切り取りに妙味のあるカメラだと思います。

2017年8月 2日

時空の広場の巨大な銀時計

Osaka #40 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 85mm f/2.8
85mm/f/2.8
1/1000s/ISO 320/RAW
Processing with Photoshop CC


JR大阪駅の上階にある時空の広場。そこには巨大な時計のモニュメントが存在します。金時計と銀時計がありますが,今回はライカ M8の1.33倍の特徴を使って,時計をクローズアップしてみました。使ったレンズはシュタインハイル社のスクリューマウントレンズ「Culminar 85mm f/2.8」です。F値の暗いレンズが多いシュタインハイル社のレンズにあっては,明るめのレンズでその開放値で撮りました。写りは美しく,銀時計のやや剥がれた細部もよく写しています。このレンズは購入したときはピントが合っていなくて調整に出していました。ようやく使えるようになったので,持ち出してみました。ライカ M8では85ミリは約113ミリになります。

2017年7月31日

Leica M8で時空の広場を撮る

Osaka #39 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/60s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


新しくブログを作成して,少し形が整ってきました。まだ画面トップのナビゲーション部分のタブが少ないのでウェブページを作って追加しようと考えています。過去の記事は「うさぎとライカの写真日記」に置いておきます。新しくズマロン28ミリレンズを使いだしてからの記事をこちらのブログのメインにしようと思います。また他のライカマウントレンズの紹介もしていこうと思っています。


今回の写真はJR大阪駅の改札を出て,エスカレーターで登ることのできる時空(とき)の広場の一部です。写真で撮った後ろ側には大きなスペースが広がっていますが,イベントをしていて人が多かったため,ルクアへの入り口の一つとなっている,グランフロント大阪を展望できる方を選びました。地面を丸くくりぬいたようなデザインのガラスの柵と奥に見えるビルのガラスの反射光がきれいでした。

2017年7月29日

Leica M8でGRAND FRONT OSAKA内の照明を撮る

グランフロント大阪内の照明


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/30s/ISO 320/RAW
Processing with Photoshop CC


大阪での撮影の続きです。GRAND FRONT OSAKA内の照明を撮ってみました。各階の廊下にあたる部分のライティングがきれいでした。このビルはツインになっていて北館と南館があります。富士フィルムが企画する「"PHOTO IS"想いをつなぐ。50,000人の写真展 2017」の会場にもなっている内装の美しい構造がユニークなビルです。今回は一通り各階を周ってみましたが,太陽光も上階から降り注ぎいい感じでした。今回もズマロン28ミリのモノクローム写真です。

2017年7月28日

Leica M8で大阪駅付近のストリートスナップを撮る

Osaka #37 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/1000s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


ズマロン28ミリレンズをライカ M8につけて,JR大阪駅付近のストリートスナップを撮ってみました。モノクロームの描写では他のレンズに比べて秀逸と感じるこのレンズ。ライカ M8との組み合わせもバッチリです。背景の阪急百貨店の白さを強調しつつ,手前の信号待ちの人々をシルエットっぽく表現しました。ここからは大阪シリーズです。

2017年7月27日

奈良町のアグネスカフェ奈良を撮る

Nara #54 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 90mm /f4(Screw Mount)
90mm/f/4
1/60s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


近鉄奈良駅の近くに小西さくら通り商店街があります。その通り沿いにロコモコの美味しいハワイアンカフェ「アグネスカフェ奈良」が最近できました。妻に連れられ一緒に入ってみました。お店の雰囲気がユニークで写真を撮らせてもらいました。ハワイのビールとロコモコを頼みました。カレーソースがかかっていて美味しかったです。インテリアの照明の陰影が面白く,その部分を切り取ってみました。壁に掛かっているイラストのデザインもハワイらしさを感じる夏の雰囲気でした。

2017年7月26日

Leica M8で鏡神社内の祖霊社を撮る

Nara #53 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 90mm /f4(Screw Mount)
90mm/f/4
1/125s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


入江泰吉記念奈良市写真美術館に隣接する新薬師寺のすぐ近くに鏡神社があります。この神社は平安時代初期の806年に新薬師寺の鎮守として境内南側にて創建されました。奈良時代の半ばに能力がありながらも大宰府への赴任が決まり,これを左遷と感じて北九州で反乱を起こした藤原広嗣が処刑された唐津の鏡神社から勧請(神仏の来臨や神託を祈り願うこと)を受けたものと伝えられています。その藤原広嗣が祭神とされている神社です。


この神社内にひっそりと佇む写真のような祖霊社があります。大きくはないのですが,そのデザインというか存在が気になり撮影しました。ちょうど夕日がうっすらと射しこんだ瞬間でした。祖霊社とは,屋敷内の一隅または先祖に由緒のある地点に設けられた祖霊をまつってある社のことです。この祖霊社にお供えされている御神酒を入れる容器である「瓶子(へいし,またはへいじ)」への反射光もきれいでした。白い器にうつる太陽光がこの写真にアクセントを与えています。


Leica Elmar 90mm f/4とフード


二枚目の写真は,ライカ M8に「Leica Elmar 90mm /f4(スクリューマウント)」レンズを付けたところです。入江泰吉さんがかつて使っていたレンズをデジタルライカで使ってみました。描写は大変美しく,繊細な写りをします。このレンズは1952年製です。ライカ M3が発表される二年前なので,主にバルナック型ライカカメラ用に使われたものと思われます。レンズ面に多少拭き傷がありますが,写りには問題なしでした。鏡胴は梨地のシルバークローム仕上げです。ヘリコイドの動きがスムーズで距離計で合わせやすいレンズです。レンズ前部銘板はクロームに黒の刻印がなされています。基部にレザー様の帯が貼られています。


ライカフードADFIK


三枚目の写真は,このレンズに付けているフードです。ニューヨークライツのズームフード「ADFIK」を使っています。このフードはスタイルも良く,ズマロンやエルマー35mm,ウォーレンサックのヴェロスティグマット127㎜ f/4.5レンズにも使えて便利です。フード内の文字が大きめなのが特徴です。

2017年7月25日

南都白毫寺から望む奈良市内の遠景

Nara #52 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/4.5
1/8000s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


長い参道を登り,白毫寺の本堂付近に到達するとそこから奈良市内の遠景を撮ることができます。今回は,シュタインハイル社のカルミナー135ミリレンズを使って,ライカ M8に付け180ミリの望遠のつもりで撮りました。中央に近鉄奈良駅のすぐ近くにある興福寺の五重塔が見えています。隣にある覆いに隠された建築物は現在復興建設中の中金堂です。この建造物は興福寺の本堂にあたり,これまで7度も焼失してきましたが、2018年の完成を目指して再建中です。


「Culminar 135mm f/4.5」レンズは,個人的に好きなレンズで1950年代のオールドレンズらしいとても柔らかい描写をします。本来はポートレイト用のレンズですが,私は花のクローズアップや今回のような遠景で使っています。遠くの山の稜線が美しく,五重塔を中心に奈良市の遠景がグラデーションように広がっていくモノクローム写真になりました。

南都白毫寺の長い石段の参道

Nara #52 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 90mm /f4(Screw Mount)
90mm/f/4
1/2000s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


エルマー90ミリf4のレンズで白毫寺の急で長い参道の階段を切り取って撮影しました。ライカ M8ではちょっとした望遠レンズになってしまいますが,夕日の柔らかな陰影を撮ることができました。ライカ M8は被写体の余計なものをそのフレーミングの中に入れることなく,うまく切り取ってくれるカメラだと思います。

2017年7月24日

Leica M8+Elmar 90mm f/4で石仏の表情を撮る

Nara #51 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 90mm /f4(Screw Mount)
90mm/f/4
1/500s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


白毫寺には,多くの名もなき石仏が残っています。その中で,今までの撮影で気にとめていなかった写真の石仏が気に入りました。肘をついて,考えごとをしている感じの仏様です。表情はにこやかで,夕刻のやや強くなってきた西日に照らされながら,その周りの光によって表情が浮かび上がりました。まるでこの仏様が木陰で休息しているようにも見えます。ライカのエルマー90mm f/4のレンズは,とても繊細な表現をするレンズです。仏様の周りに映された木の葉の細やかな陰影がとても美しいと思いました。刻々と夕日の光の強さは変化していましたが,この瞬間がその陰影が美しいと感じたときでした。

2017年7月23日

夕刻の南都白毫寺御影堂の陰影を撮る

Nara #50 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmar 90mm /f4(Screw Mount)
90mm/f/4
1/1000s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


今日から入江泰吉記念奈良市写真美術館にて,「開館25周年記念 入江泰吉「菊池寛賞受賞作品展」―『古色大和路』『萬葉大和路』『花大和』―」という展示が始まったため,早速見に行ってきました。私が好きな写真家の一人である入江泰吉さん。古都奈良のイメージを求めて,常に奈良をテーマに写真を撮られていました。その中でも入江さんが71歳の時に菊池寛賞を受賞した「古都奈良の社寺と自然を見事な写真芸術に仕上げた色彩美」として評価された著名な三部作の写真集である,『古色大和路』『萬葉大和路』『花大和』から80点が厳選され,今回展示されていました。とても楽しみにしていたので,初日から行きました。


入江泰吉「大和路」シリーズ


この三部作はいずれの作品もカラー写真です。入江さんはモノクローム写真作品に長年親しんできたため,当時流行し始めていたカラー写真の作品を発表することに躊躇されていたようです。元来入江さんのイメージの中では,奈良の風物詩を常にモノクロームに変換して作品を作ってきた経緯があります。私が持っている二枚目の写真の『大和路』の二巻シリーズはすべてモノクローム作品であり,入江さんが写真家として有名になったきっかけの写真集です。ずっとこのスタイルで通してきた入江さんにとってはカラー写真の作品は,すぐには吸収できないものだったようです。絵画と違い,モノクロフィルムからスタートしている写真の世界では,色という要素は取り入れることが難しいものだったに違いありません。今でこそ簡単にデジタルでカリカリの色鮮やかなカラー作品を撮ることが可能になりましたが,現像のプロセスを考えると当時は導入に踏み切るのは容易なことではなかったと想像します。


入江泰吉「大和路」カメラデータ


今回,白毫寺で使ってみたライカのレンズは,小ぶりなスクリューマウントの「Elmar 90mm /f4」レンズです。入江泰吉記念奈良市写真美術館から歩いて20分ほどで行けるので,再び白毫寺へ行ってきました。今回もまた拝観時間の終わりぎりぎりまで写真を撮りました。エルマーのこのレンズは,バージョンがいくつかありますが,私が使ったのは1952年製のものです。三枚目の写真にあるように「大和路(第一集)」の作品で使われたカメラ機材などの作品データの中にこのレンズが入っていたので,モノクローム写真でいつか使ってみたいと思っていたレンズです(データの中のズマリットはズマロンの間違いではないかと思います)。写りはモノクロームにすると細かいところまで素晴らしくよく写ります。カラーでは,やや渋めのトーンだとRAW現像してみて思いました。さらに,このレンズも使っていこうと思います。ライカ M8では90㎜は117㎜になります。

2017年7月21日

滅びの美を感じる白毫寺の剥がれた土壁

Nara #49 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Voigtländer Nokton 50mm /f1.1(VM Mount)
50mm/f/1.1
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


ライカ M8にノクトン50mm f/1.1レンズをつけて,白毫寺山門付近の古びた白壁を撮りました。拝観時間が終わりそうな五時ごろの陰影です。夕日は仄かになり,うっすらと壁に降り注いでいました。薄暗くなってきたときに,ノクトンのレンズは効果を発揮します。剥がれた土壁のディテールまできちんと描写していて,RAW現像の段階でWBを調整して少しアンバーにしました。奈良の写真家であった故入江泰吉さんがそのテーマにしていた「滅びの美」とは,こういったイメージだと感じます。古寺は修復するより,廃れた雰囲気がそのままの方が,歴史を感じることができて美しいと思います。


このレンズの開放の描写はF値通り明るく,繊細な感じがします。色合いもライカ M8と相性が良く,ズマロン28ミリとともにいいレンズを手に入れることができました。この二本のレンズで何でも撮れそうな気がします。

2017年7月20日

南都白毫寺山門への美しい夕日

Nara #48 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/250s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


奈良市内にある古寺の白毫寺の山門を撮りました。この寺院は高円山のふもとにあり,急斜面を登ってたどり着くような位置にあり,階段をかなり登らないといけません。ただ本堂付近に付くと,奈良市を広く眺望できる場所があり,景観が良く,興福寺の五重塔が見えたりします。奈良の写真家の故入江泰吉さんもここからの眺望を撮っていると思われます。今回もズマロン28ミリレンズで撮った写真をモノクロームに変換しました。このレンズのモノクロの味わいは他のレンズとは群を抜いて美しく,山門への太陽光の描写は柔らかいです。大変優れたレンズだと感じています。

2017年7月18日

Leica M8で南都白毫寺の本堂を撮る

Nara #47 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/500s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


今回は,白毫寺の本堂の外から撮った写真です。ズマロン28ミリでの撮影です。古びた白壁と歴史を感じさせる屋根のシルエットがいいと思いました。この本堂は戦国時代に焼失し,江戸時代初期に再建されたとのこと。奈良の古寺では,奈良時代の建築方法に習いながら復興させる風潮があるようです。したがって,見た目がいかにも天平文化の建築物のようです。ちょうど唐招提寺の屋根の雰囲気と似ていると感じました。夕日の降り注ぐ陰影もきれいでした。

Leica M8+Nokton 50mm f/1.1で紫陽花を撮る

モノクロの紫陽花


Leica M8
Voigtländer Nokton 50mm /f1.1(VM Mount)
50mm/f/1.1
1/1000s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


ライカ M8にズマロン28ミリレンズともう一つ,今回はフォクトレンダーのNokton 50mm F1.1レンズを持っていきました。最近中古カメラ屋で状態のいいこのレンズを見つけ,衝動買いしてしまいました。開放F値1.1の描写が気になっていたのとライカ M8で是非とも使ってみたいと思っていたからです。


白毫寺では,紫陽花などの花をターゲットにまず写真を撮ってみました。レンズのヘリコイドの感触は素晴らしく,距離計でのピント合わせは,ズマロン28ミリより格段にしやすいです。レンズの技術的なつくりの部分,さらに光学的な部分でもコシナのレンズはライカに引けをとらないと聞きます。操作性は抜群なレンズです。重さも想像していたより重くなく,負担なく扱えました。


紫陽花の写真はモノクロームにしてみました。このレンズのカラー描写よりは,モノクロームでの描写が知りたかったからです。いつもにようにフォトショップに付属しているCamera RAW(9.10.1)という現像ソフトで,色々調整をしてみましたが,WBはタングステン・白熱灯に,トーンカーブはコントラスト(中)にして,少しトーンを落としました。その分紫陽花の花の部分が際立ちました。夕刻の少し暗めの時間に撮ったこともあり,開放での描写はとてもいいと思いました。まだまだ分からないことだらけのレンズですので,さらに使っていこうと思います。

2017年7月17日

南都白毫寺本堂の壁面の陰影

Nara #46 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/500s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


この連休中に以前一度訪れて良かった白毫寺へ撮影に行ってきました。前回は白昼に訪れたため,光が強すぎた印象がありました。今回は拝観が終わる一時間前の16時くらいに白毫寺を訪れました。訪れる人もこの日は少なく,ゆっくりと寺院内を回り,被写体を探すことができました。その中で美しいと感じたのが本堂壁面の白壁に写る,木々の陰影でした。まるで絵画のような模様になっていて,じっくりとシャッターを切りました。しばらくして太陽が雲に隠れ,曇天になってしまったので,ほんのわずかな時間を逃さずに撮れたことは幸いでした。夕刻に訪れたので,太陽光も弱めで柔らかく,ズマロン28ミリレンズでモノクローム写真を撮りたかったので,光の加減もイメージ通りでした。

Leica M8で撮る京料理店の灯り

Kyoto #54 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/30s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


ズマロン28ミリレンズとライカ M8の組み合わせがすっかり気に入ってしまい,舞妓さんも呼べるという京料理店「花咲」の店先を撮ってみました。暗がりの通路に石畳,仄かな明かりをいくつか置いた,京料理店によくみられる入口でした。祇園に本店があるようで,私が撮った場所は姉妹店の堺町通にある錦店でした。近くに錦市場があるところです。このレンズのF値開放は暗いですが,デジタルライカでは,シャッタースピードを調整することで問題なく撮ることができます。RAW現像段階で,モノクロに変換し,WBはタングステン・白熱灯に,フォトショップ上で,石畳の水の反射部分に覆い焼ツールを使っています。私はこのシーンの中の石畳の小路が好きです。撒かれた水の反射光がきれいでした。

2017年7月16日

祇園祭山鉾巡行への準備

Kyoto #53 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/30s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


いよいよ明日祇園祭の前祭を迎えます。一年で最も京都に観光客が集まるのではないかと思われるくらい,全国各地,あるいは世界各国から多くの人々が見物に来られる祇園祭。基本的に人混みが苦手な私は,宵山や前祭に行く気はありません。ただ,少し前に京都に行ったときにたまたま通りがかって見た山鉾の準備の様子を撮影したので,今回そのシーンを500pxに投稿してみました。


山鉾が四条通~河原町通を巡行する「山鉾巡行」は祇園祭の最大の見どころの一つであり,最も知られている場面だと思います。山鉾には多くの種類があります。近くで見て確認したわけではないのですが,撮影した場所が長刀鉾町付近だったので,この山鉾はおそらく「長刀鉾」だと思われます。


ライカ M8にズマロン28ミリレンズをつけて撮影。街灯と山鉾の胴体部分にかかるビニールのその反射光がきれいに見えました。山鉾の上で準備されている様子もいい感じでした。ISOは640にして,シャッタースピードは30分の1秒の低速,光の反射部分には,フォトショップ上で少し覆い焼ツールを適用しています。

2017年7月14日

Leica M8で麩屋町通の炭屋旅館を撮る

Kyoto #52 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/250s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


京都麩屋町通沿いにある,江戸時代の本陣のようなイメージの炭屋旅館の表玄関を撮りました。京料理が美味しそうな,一人一泊35000円から65000円という高級旅館です。創業は大正時代の初めで,約一世紀の歴史があります。三条通界隈の大変便利な場所にあります。利便性を考えると外国人の観光客が多いかもしれません。写真は,わずかに差し込んだ太陽光と幕の白さに惹かれました。RAW現像してモノクロームに変換し,覆い焼きツールを少し適用しました。ズマロン28ミリのモノクロームはそのトーンに柔らかさを感じます。

2017年7月13日

Leica M8で麩屋町通の扇子の老舗を撮る

Kyoto #51 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/500s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


京都麩屋町通にある,扇子を扱う老舗「白竹堂」の暖簾を撮ってみました。この京扇子の老舗は享保三年創業で,約300年の歴史を持ちます。美しい扇子が店内に並び,その煌びやかな世界を楽しめます。店先の暖簾の書体が京都らしく,モノクロームにしてみました。白い文字と暖簾に透けて見える店内の仄かな光,書体の美しさのバランスが面白いと感じました。

2017年7月12日

京都三条通のアンティーク雑貨店を撮る

Kyoto #50 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/250s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


「パリ・マグナム写真展」を見たあと,三条通を東へ進み,途中でお茶しました。その中でちょっとユニークな雑貨屋がありました。70年代~80年代の雑貨を集めましたという感じのアンティークショップの入り口を撮りました。「70B」のライトが面白く,扇風機のようなものや絵画など色々なものが店の前に並べられていました。ソファを運び入れたりしてたので,まだこのお店は開店したばかりなのかもしれません。ズマロン28ミリレンズで撮り,モノクロームに変換しました。

2017年7月11日

Leica M8で京都文化博物館内を撮る

Kyoto #49 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Summaron 28mm /f5.6(Screw Mount)
28mm/f/5.6
1/30s/ISO 640/RAW
Processing with Photoshop CC


ライカ M8にズマロン28㎜レンズを付けて,再び京都へ行ってきました。京都文化博物館で展示が始まったばかりの「パリ・マグナム写真展」を見に行くためでした。妻に前売券を買ってもらっていたこともあり,楽しみにしていた写真展でした。写真は京都文化博物館内で行われていた,バッハのコンサートらしきシーンで,まだ準備中でした。ピアノの調律をしているところで,人が集まっていない時間のシーンです。


ズマロン28㎜レンズのモノクロームはカリカリな描写にならずとても柔らかくいい感じです。すっかりこのレンズを気に入ってしまいました。シャッタースピードは1/30秒ですが,レンジファインダーカメラにはミラーがないので,殆どブレることがありません。一眼レフとの大きな違いであり,F値5.6の暗いレンズでも問題ありません。デジタルライカ M8の強みだと思っています。


さて,肝心の「パリ・マグナム写真展」ですが,とても良かったです。1947年,ロバート・キャパ,アンリ・カルティエ=ブレッソン,ジョージ・ロジャー,デビッド・シーモアによって「写真家自身によってその権利と自由を守り、主張すること」を目的として写真家集団・マグナムは結成されました。彼らの精神は,その後も若手の写真家に引き継がれ,世界で起こっている問題をタイムリーに取り上げています。写真は,戦前から2017年のフランス大統領選まで,本当につい最近の出来事まで扱っていました。個人的には,やはりモノクロームの写真作品が良かったと思います。第二次中東戦争(スエズ戦争)でエジプト軍の銃弾に倒れたデビッド・シーモアの作品は,特に私の印象に残りました。光の捉え方から人々が必死で生きるシーンまでどの作品も良かったです。


写真展を見て思ったことですが,写真家たちの作品には,大きく分けて美しいものをとことん追求する作品と,美しさとは別に現実の厳しさを伝えるジャーナリズムの側面を持った写真と二手に分かるれるのではと。どちらの要素も写真作品は持ち合わせています。好きな写真家の一人である林典子さんの作品は,世界で起こっている女性の人権問題を扱っているので,美しさの追求とは違う側面があります。しかし,心を動かされます。一方で,セイケトミオさんの作品のように光をテーマに美しさをとことん追求した作品もやはり心を動かされます。どちらも写真という媒体には必要な要素なのかもしれません。過去の優れた写真作品を見てそんなことを感じました。