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【長女うさぎの闘病&介護記録】

◆症状のあらわれと治療一ヶ月間の経過◆

時期 長女の様子と経過
2000年1月 長女うさぎを飼い始める。現在7年目。4羽飼育中(別ケージ)。 1年半から2年くらい前まで体重は2キロあったが、食欲はあるにもかかわらず次第に減少。 発症前には1.4kgに。 2~3ヶ月ごとに、爪切りと不正咬合のために通院。体重減少について、その原因などについて獣医さんに何度か聞いていたが検査などは何もなかった。
2006年
4月2日(日)
昼、異常なし。 夜9時半、外出から戻るとトイレにうずくまっていて元気がない。 外に出してみると、後ろ足を引きずりうまく歩けない。 水飲みボトルから水を飲み、うずくまる。 11時半頃、転倒。その後も首を振るなどの様子。 夜中、眼振を起こし激しく目が水平に揺れている。 ローリングして動きがなかなか止まらなく、そして転倒。首も傾く。
2006年
4月3日(月)
朝9時、かかりつけの獣医に連れて行く。 「斜頸でしょうか?」と聞くが、眼振を起こしているので転倒などによる外傷と言われる。斜頸なら眼振はないとまで言われた(この説明の根拠がよく分からなかった)。 内耳を綿棒でチェックはしていたが、血液検査などはなし消炎剤を注射、とりあえず1週間の予定で即入院となる。 シリンジで水を飲ませてもらう。
午後5時、電話で様子を確認。 眼振は少し取れてきたが、首の傾きはまだあるとのこと。
2006年
4月4日(火)
夜8時、電話で様子を確認。 神経を復活させる注射(?)を打ったとのこと。 トイレはよくしている。点滴をしながら小松菜を食べた。 うまく動けない。
2006年
4月5日(水)
電話で様子を聞くも症状変わらず。
2006年
4月6日(木)
電話で様子を聞くも症状変わらず。
2006年
4月7日(金)
様子を見に行く。 首の傾きがひどい。症状改善見られず。 パニックを起こすと、ローリング。いちごを食べ、水はよく飲む。 月曜の退院は難しいと言われる。
2006年
4月8日(土)
今の病院での入院がこれ以上伸びる意味が不明なのと、明らかに診療不可能と感じたので、朝一番に病院へ行き、長女うさぎを引き取りに行く。そして、その足で妻にバトンタッチして、次の動物病院を訪れる。そこでは、体重測定と三種類の血液検査、治療を適切に行ってもらう。首の傾きにより左目がずっとトイレシーツやタオルについてしまっていたため、目の角膜に少し傷があるということで、目薬をさしてもらった。内臓機能の血液検査で、尿素窒素とクレアチニンの数値が正常値よりかなり高いため、急遽入院。転院後の入院生活の始まり。体重は11.25kgに減っていた
2006年
4月9日(日)
転院して一日が経ち、様子を見に転院先の病院へ。しっかりとした看護をしてもらっていて安心した。首にカラーをつけ、タオルや枕で傾きを調節。柔らかく固定するといった感じであった。ついでにこの日は、次女も健康チェックに連れて行った。尿検査を行った結果、異常はなかった。長女うさぎの斜頸の症状については、あまり変わっていなかった。
2006年
4月10日(月)
食欲がかなり旺盛で、強制給餌の際、30グラムのところを50グラムまで食べたということだった。いちごもあげるとすぐに食べ始め、残らず平らげてしまった。痙攣や眼振はなくなっていた。かなり落ち着いてきた様子であった。
2006年
4月11日(火)
食欲はすごくあって、うんちの形も普通のまん丸で、特に症状に変化なしだった。電話で様子を確認し、詳しく状況を説明していただいた。
2006年
4月12日(水)
この日退院した。強制給餌の仕方や飲み薬(抗生剤、ビタミン剤〔消炎剤〕、駆虫剤など)の説明、寝かし方、介護の仕方など詳しく聞いてきた。この状態なら、自宅療養がいいだろうということで、長女うさぎが家に戻ってきた。しかし、予想以上に介護が大変なのと、すぐに体がヘリコプターのハネのように回転してしまうので、タオルで固定することが難しかった。それでも、長女うさぎが落ち着く姿勢を見つけ、その形で食事や介護をした。当初は大き目の箱に入れていたが、安定しないので、キャリーに入れて介護することにした。小さいほうが固定しやすいためである。その後は腎機能改善のため、点滴をうけに毎日通院。
2006年
4月15日(土)
長女うさぎの通院に、三女うさぎも連れて健康チェック。内蔵機能の血液検査を行った。その結果三女うさぎについては異常なしであった。一方長女の体重を量ってもらったが、体重は少し落ちて1.1キロであった。点滴と目薬、抗生剤を注射してもらった。
2006年
4月20日(木)
第三回目の長女うさぎの血液検査の結果が出た。「血中尿素窒素の値が依然として高いことから、慢性腎炎と診断された。これからも通院を続けることで点滴しながらこの値を落とすことになった。あと、GOT/ASTの値も高いため、肝機能の低下も考えられ、薬もいくつか種類が増え、今では毎日6種類(肝臓の薬が増えた)飲んでいる。また、目薬は2種類である。
2006年
4月23日(日)
キャリーから箱型のベッドに長女を移す。自分で回転しても、回転しっぱなしということが減ってきたので、自力で姿勢を立て直せるスペースを確保。あとは筋力が落ちているのが心配。この日病院で量ってもらった体重が何と950g。かなりの激痩せぶりである・・・。
2006年
4月27日(木)
長女うさぎがだいぶいい感じになってきた。顔色が大変良いし、食欲も落ちていない。首の方はそのままであるが、むやみに回転したり、あるいは苦しそうな表情をしたりということがなくなってきた。一時期の困難な状態を考えると、今はうそのように元気に回復してきている。何よりよくご飯を食べてくれていることが嬉しい。
2006年
4月29日(土)
この日は長女のお尻と足に●がカピカピになって付いていたので、急遽お風呂に入れた。洗面所を使ってお湯を貯め、体のほとんどの部分をじっくり時間をかけて洗った。左目の腫れもだいぶましになってきて、目が少し開くようになってきた。体の傾きのせいで、いつも左目がカラーについてしまうので、空気の通りがよくないのが悩み。最後はドライヤーで乾かしてすっきりしたようで、満足げであった。
2006年
4月30日(日)
外注していた血液検査の結果が出た。長女うさぎの結果は「エンセファリトゾーン症」が陽性であった。うさぎの「エンセファリトゾーン症」とは、「Encephalitozoon cuniculi」という微胞子虫が脳や腎臓に寄生して、斜頚、まひ、けいれんなどの神経症状を起こす病気のことである。
この血液検査では三種類の結果が出た。長女うさぎの検査結果は以下のようである。
○EC(エンセファリトゾーン症)・・・Positive(+、つまり陽性) OD=1.854
○PM(パスツレラ症)・・・Nagative(-、つまり陰性) OD=0.278
○TC(ウサギトレポネーマ)・・・Nagative(-、つまり陰性) OD=0.263

※三種類の血液検査とは?
□ 「微胞子虫症(エンセファリトゾーン症)」・・・
◆症状:肉芽種性脳炎による痙攣、斜頚、旋回、麻痺
◆感染経路:感染ウサギの尿中に排出された微胞子虫胞子が口に入ることで感染
□ 「パスツレラ症」・・・
◆症状:呼吸器障害、鼻炎、結膜炎、膿瘍、中耳炎、斜頚
◆感染経路:病原菌を含んだ鼻水との接触やくしゃみなどの飛沫によって感染
□ 「ウサギトレポネーマ」・・・
◆症状:生殖器疾患、生殖器周囲の皮膚炎、潰瘍など
◆感染経路:病原菌を含んだ生殖器分泌物との直接接触や交尾による感染

以上が血液診断でわかる。この三種類の検査は一ヶ月近く待たないといけない。
2006年
5月5日(金)
長女うさぎが斜頸になって一ヶ月。介護の方は順調に進む。妻のアイディアで先日腫れていた左目もカラーにティッシュの塊をくっつけることで、左目を浮かし、カラーがべったり着かないように工夫した。いまは何とかまぶたの腫れが急速に治まっている。その他、オンラインで「うさぎマッサージ大事典」を購入。以後はマッサージも取り入れていく。

けだまちゃん★斜頚日記 ・・・なるさんからご紹介いただいた、うさぎの斜頚の症状や「エンセファリトゾーン症」について詳しく載っている日記です。

うさぎ四姉妹血液検査データ一覧 ・・・うちのうさぎ四姉妹の血液検査結果です。項目によりその個体の特性が分かってきます。これからも随時アップしていきます。

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