現在同居中のホーランドロップとの生活やお気に入りのライカのカメラやオールドレンズやその写り,写真についてのブログです。

フォトグラフィーの最近の記事

入江泰吉記念奈良市写真美術館の裏側と鏡神社


M8 / Cron 35mm(2nd)
AE/ISO 160/RAW
Taken at Nara


この連休中にもう一つ写真展を見に行きました。現在,入江泰吉記念奈良市写真美術館において開催されている「入江泰吉「古都奈良の文化財~東大寺・春日大社・春日山原始林」展です。同時に「上田義彦 FOREST 印象と記憶 1989-2017」も展示されていました。入江さんの展示は全てカラー写真作品で,今まで見たことのなかった春日山の原始林の大木の写真などがあり興味深く見ることができました。古都奈良のイメージを大切にしていた入江さんの作品は,対象物の切り取りが見事でカラー写真での色使いも美しく,とても勉強になります。全体を眺めてみると晴天の日の撮影は少なく,雨や曇天のシーンが結構多いことに気付きました。時間的には朝早くか夕刻が多く,光の美しい時間帯を選んで待って撮っている様子が伝わってきます。入江さん自身はこの写真館を見ることなく亡くなってしまったということで残念な話です。個人的には「春めく二月堂裏参道」という縦構図の写真がお気に入りで,濡れた石畳の階段と美しく咲くモクレン,土壁の質感が何とも言えず素晴らしいと感じます。アップした写真は,写真美術館の裏側にある鏡神社の新緑のもみじです。陽射しに照らされてとてもきれいでした。また,定期的に写真展を見に行こうと思います。

地下鉄東山駅付近の蕎麦屋


M8 / Cron 35mm(2nd)
AE/ISO 160/RAW
Taken at Kyoto


ラルティーグ展を見に行った同じ日の昼食時に撮った蕎麦屋の写真です。醤油瓶と背景の陽射しが気になって撮りました。白壁に格子戸など和の雰囲気が良く出ている地下鉄東山駅付近のお店です。横には白川が流れていてテラスもある昼食にはなかなかいいお店だと思いました。この写真は500pxに投稿しました

『蜷川実花写真展「UTAGE」』


M8 / Color Heliar 75mm(f/2.5)
AE/ISO 160/RAW
Taken at Kyoto


京都駅ビル内にある「美術館「えき」KYOTO」(京都伊勢丹7階)で現在開催されている『蜷川実花写真展「UTAGE」』を見に行ってきました。京都へ行く用事があったので,その帰りに寄りました。以前から蜷川さんの名前は知っていたのですが,今回は舞妓さんの写真が並ぶ艶やかなチラシを見て一度見てみようと思いました。展示会場では写真撮影が許可されていて,来場者たちによるインスタグラムなどでの投稿を狙っている感じでした。会場では携帯で作品を撮る女性が多かったです。


写真作品はとても綺麗でかつ艶やかなものばかりでした。モノクローム写真が好きな私にとっては新鮮でした。一つ一つの作品のイメージは江戸時代の浮世絵という感じでしょうか。私には三次元の被写体が不思議と二次元の版画のように感じました。たくさんの色を使っていることもあり錦絵のイメージでした。とても強烈な展示会でした。写真は,コシナのカラーヘリアー75ミリで撮った写真です。モノクロームにコンバートしましたが,勝手ながら案外モノクロームも合うような気がしました。

ズマロン三半で撮る佐保路


IIIc / Summaron 35mm
ISO 400/ Kodak Tri-X 400
Taken at Nara


戦後型ライカIIIcというバルナックライカを携えて,佐保路を撮った写真です。法蓮仲町あたりから西の不退寺の方面へ向かおうという辺りの公道です。近くにいくつかの学校があり,車の行き来も比較的多い通りです。昔の人はこの道をずっと西大寺の方まで歩いていたのかと思うと,結構時間がかかり大変だと思いました。レンズはスクリューマウントのズマロン35ミリf/3.5です。以前手放したレンズでしたが,絞り部分の操作性のいい個体を見つけ再び手元にやってきました。ズマロンはフィルムでもその描写はシャープでいて柔らかさもあるいいレンズだと改めて感じます。葉にピントをあててフィルムはTri-Xで撮りました。この写真は500pxに投稿しました

梅田の地下街と噴水


D III / Summicron 50mm (Collapsible)
ISO 400/ Kodak Tri-X 400
Taken at Osaka


梅田の地下街のワンシーンです。前々回の記事の撮影場所と同じですが,反対側から撮った写真です。椅子が奥に見えていませんが,この位置ではレストランのガラス窓の反射がきれいでした。フィルムはTri-X 400を使っています。このフィルムは報道写真家のセバスチャン・サルカド氏が愛用していたフィルムです。くっきりとした粒子が特徴のフィルムです。モノクロームの陰影も階調が豊かだと感じます。この写真は500pxに投稿しました

JR大阪駅付近の噴水下


D III / Summicron 50mm (Collapsible)
ISO 400/ Kodak Tri-X 400
Taken at Osaka station


JR大阪駅からグランフロント大阪へ向かう途中の地下街に噴水の水の流れを見ることのできるレストランがあります。そのオープンカフェとなっている席と水の流れを撮ってみました。今回もフィルムライカでの撮影です。ライカM8のバッテリーが切れてしまい,予備で持ってきていたバルナックライカのDⅢ型にズミクロン沈鏡胴を付けて撮りました。右手のガラス窓のリフレクションもきれいでした。この写真は500pxに投稿しました

智積院の紅葉


Leica M8
Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5
135mm/f/4.5
AE(1/180s)/ISO 160/RAW
Convert RAW Files to Color image with Photoshop CC


京都の智積院へ撮影に行ってきました。今回は舞妓さんの撮影ができると知って撮影会に参加しました。普段ポートレイトを撮る機会がない私にとって,とてもいい機会に恵まれました。モデルの舞妓さん(もちろん本物の舞妓さんです)は全部で5名いて,講師の先生にアドバイスをもらいながら,紅葉をバックにしながら,様々なシチュエーションを設定してもらいました。Sony α7とライカ M8を持っていき,中望遠系のレンズも色々と試してみました。写真は,撮影の合間に撮った紅葉のクローズアップです。肖像権の関係で舞妓さんをWEB上にアップしてはいけないようでしたので,こちらにしました。背景の薄っすらとした丸ボケと鐘楼の遠景が写っています。充実した一日を過ごすことができました。フォトコンテストもあるようなので,撮影した写真をチェックして期日に間に合わせたいと思います。この写真は500pxに投稿しました

庭園の紅葉


京都を越えて,滋賀県八日市市に行ってきました。ローカルな近江鉄道に揺られ,東近江の風景を楽しんできました。昼には庭の紅葉を眺めながら懐石料理をいただきました。SDカードを忘れてしまい,今回はライカ M8ではなく,スマホで御簾越しの前庭の紅葉を撮影しました。痛恨のミスです...。


懐石料理と紅葉の葉


料理を彩る紅葉も大変きれいでした。料理人さんが裏山で自ら取って来られたそうです。ゆったりとした一時を過ごした休日でした。ごちそうさまでした。

いくらと蛤の和え物
カラスミ大根、海老芋、栗の天ぷら
雲丹となめ茸 わさびのせ


先日発売になったばかりの『Leica M10 BOOK (玄光社MOOK)』を買いました。今回は,好きな写真家の一人である石井靖久さんの作品が多く特集で組まれていたからです。石井さんのインスタグラムの投稿でこの本を知りました。


石井さんの存在は,ライカ京都ショップでもらった「LEICA STYLE MAGAZINE」というフリーの小冊子中の「情熱写人」という連載記事で初めて知りました。セイケトミオさんとの出会いからモノクロームの作品に傾倒していったそうで,ハービー・山口さんをはじめとするライカ写真家からの評価が高く,ポーランドをはじめとしたヨーロッパを中心に活躍されています。モノクロームに少しアクセントになる単色を入れるなど大変印象的な作品です。石井さんの「脳の個性」による,人それぞれの感性やスタイル,それをライカのレンズを通して表現する写真の在り方の記事は面白かったです。


この本は,その他ライカ M10といくつかのオールドレンズとの相性,現行ライカレンズの特性とMTF曲線を載せてくれているので,レンズの特色がよく分かるようになっています。オールドレンズ紹介では,私の好きなシュタインハイル社のレンズなど,結構マイナーなものまで紹介されてあって楽しく読めました。ライカ M10を持っていなくても,世界的な写真家の作品やその作品づくりにおけるコンセプトなどを知ることができて十分面白い内容となっています。

京都地蔵院の境内


SIGMA sd Quattro
SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art
30mm/f/2
1/4000s/ISO 100/X3F/SIGMA Photo Pro 6.5.3


京都の地蔵院へ行ってきました。阪急上桂駅から歩いて約10分ほどの場所にこの寺院はあります。一休さん生誕の地といわれるこの寺院は竹の寺とも言われ,竹林が美しいです。写真はその境内にあった地蔵院方丈前の階段です。雨に濡れた階段の質感がとてもいいと思い撮りました。

my newblog capture


新しくこちらにブログを作ってみました。まだ実験的ですが,シンプルな写真作品のみを載せたブログにしようと考えています。Movable Typeでは,複数のブログを簡単に作成し運営できます。1ユーザーなら個人は無償で使えますし,レンタルサーバーさえ借りれば,カスタマイズもできて利便性の高いCMSです。うさぎの話題とライカの記事がごっちゃになっている今のブログの状態があまりいい形ではないと自分では考えています。試行してみて,うまく写真に特化できればと思います。しばらく二つのブログの記事が交錯する可能性がありますが,よろしくお願いします。

岩合光昭写真展「ねこの京都」


動物写真家の岩合光昭さんの写真展「ねこの京都」を見に行ってきました。土日は混むと聞いていましたが,その通りかなりの盛況でした。特にグッズ販売コーナーは長蛇の列でした。場所は京都駅ビル内の京都伊勢丹七階にある美術館「えき」KYOTOです。


以前も一度奈良で岩合光昭さんの世界の猫たちの写真展を見に行ったことがあります。妻が岩合さんの猫シリーズが大好きで,私もその影響を受けています。今回は作品数も多く,見応えがありました。特に秋の紅葉と猫のシリーズは京都らしさと猫の素朴さがマッチしていました。光の捉え方も美しく,さすが長年猫を追い続けていらっしゃる写真家だけあって,猫の愛らしい表情の撮り方や京都らしいシーンとの組み合わせ,色合いが見事でした。


女性の年配の方の鑑賞者が多く,どの世代でも楽しめる写真展になっていました。カレンダーがほしかったのですが,長蛇の列を見てやめました。現在写真集も普通に本屋で発売されていますので,雰囲気はそれで十分に伝わるのではと思います。


京都駅ビル7階からの風景


二枚目の写真は,京都駅ビルにある岩合さんの写真展を開催している美術館がある七階からの撮影です。かなり高い位置から京都駅ビルを写すことができます。今回も太陽光が綺麗に降り注いでいたので,ライカM8で撮ってみました。この写真は500pxに投稿しました


Nara #33 by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
Leica Elmarit 28mm f/2.8 ASPH.(Leica M Bayonet)
28mm/f/8
1/250s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


久々に写真をアップします。年度初めはかなり忙しくバタバタしています。甘樫丘の撮影第二弾です。RAW現像の段階で今回はモノクロ写真に変換しました。Nik Collectionでカラーからモノクロ変換するより,柔らかさが出ているような気がしました。Leica M8のDNGファイルはSonyやNikonのRAWファイルより好きな色合いですし,モノクロもいいと感じます。この写真では,ホワイトバランスをタングステンにしています。「Elmarit 28mm f/2.8 ASPH.」レンズは大変コンパクトで軽く,ちょっとした撮影にも快適です。

アンリ=カルティエ=ブレッソン展


Leica M8
Leica Elmarit 28mm f/2.8 ASPH.(Leica M Bayonet)
28mm/f/3.5
1/500s/ISO 160/RAW
Processing with Photoshop CC


先日,京都の何必館へ「アンリ=カルティエ=ブレッソン展 決定的瞬間」を妻と見に行ってきました。モノクロ写真家の代表的存在であり,超越した存在であるブレッソン。今回の作品では,有名なものから初めて見る作品まで,何必館ならではのチョイスが良かったです。


今回のブレッソンの作品を見ていて思ったことがあります。写真の作品というのは,必ずしもピントがバシッと合っていなくてもいいものなんだということです。現代レンズは,カリッとした描写やピントの精度を追求しすぎていて,何か空虚な感じがしています。私が最近になってライカのオールドレンズやカメラが好きになった理由は,ここにあると感じます。人を惹きつける作品は,必ずしもカッチリとした描写で,ピントがきちんと合っていなくても,その雰囲気とレンズ描写の柔らかさで十分だと思います。


特にモノクロ写真では,陰影と背景,光の具合,コントラストが決め手になると感じます。ピントがビシッと合っていなくても,ブレッソンの作品は,いいなと思ってしまいます。おそらくブレッソンがライカのレンズやカメラで撮ったであろうこれらの作品群は,500px上で日々見ているフォトグラファーたちのカリカリの描写より数段いいと自分では感じます。作品の持つ柔らかさやコントラスト,陰影と光の加減,これらの要素はとても大切なんだと改めて感じさせられました。この作品展は6月18日まで開催されています。


待ちぼうけの五女うさぎ


ところで,作品展を見てすっかり帰りが遅くなってしまった我々夫婦を,首を長くして待っていた五女うさぎ。じっと健気にえさ箱の前で待っていました。夕食はまだなんだろうかという感じに見えて可笑しかったです。早速ガツガツとペレットを食べていました。

Kyoto #10 by Hiro _R on 500px.com


Casca I
Steinheil Munchen Culminar 50mm f/2.8
50mm/f/2.8
1/50s/ISO 100
Film: Fomapan 100 Classic
Effect with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2


やっとネガ現像を取りに行ってきました。Casca Iで以前京都の相国寺を撮った時の写真です。京都御所の北の門,今出川御門の前の通りを北上すると相国寺があります。同志社大学の今出川キャンパスの隣に位置します。


相国寺は室町時代の1392年に完成しています。法堂はこの寺院の中心的な建築物であり,「蟠龍図(ばんりゅうず)」という天井画が有名です。狩野光信の筆とされ彩色も大変綺麗に残っています。特定の場所で手を打つと反響するため「鳴き龍」と呼ばれます。円の縁あたりで叩くと,鳴いているように響き,立つ位置がずれると聞こえません。


この法堂は足利義満の命により建立されましたが,その後火災や応仁の乱などの戦火により,何度となく焼失しています。江戸時代初期の1605年,豊臣秀頼の寄進により,5回目の再建となり日本で最古の法堂建築となっています。


カルミナー50mmf/2.8レンズ


二枚目の写真にあるようにCasca Iに付いているカルミナー50mm f/2.8のレンズは交換レンズはありませんが,外すことができます。同じカメラどうしならレンズが傷んだ場合に交換可能です。撮影フィルムは,「Fomapan 100 Classic」を使いました。幅広いグレーの階調を表現できる特色のあるフィルムです。写真の法堂前の松林の木々のディテールがきれいに出ています。Photoshop CCでトーン補正のみ行い, Nik Silver Efex Pro2でソフトセピアを適用しました。中央には参拝後の着物姿の女性が写っています。法堂との対比のため被写体に入れました。

飛鳥寺の入口


甘樫丘の後は,明日香村の田園風景を撮りました。近くには飛鳥寺があり,止利仏師(鞍作鳥または鞍作止利)作の日本最古の仏像である飛鳥大仏とも呼ばれる釈迦如来像があります。ここでは,畳敷きの部屋に座り,目の前で釈迦如来像を拝むことができます。こんな間近で仏像を拝見できる寺院も珍しいと思います。


この飛鳥寺の釈迦如来像は破損により修理を繰り返してきたため,お顔がつぎはぎだらけで歴史を感じます。石舞台古墳からはバスですぐの場所にあり,広めの駐車場もあります。飛鳥寺を抜けると奥に蘇我入鹿の首塚があります。ここはまさに飛鳥の宮都だったことが伺えます。飛鳥寺は法興寺とも呼ばれ,蘇我馬子が建立しました。当時はかなりの大きさだったようですが,鎌倉時代(1196年)に消失してしまいました。奈良市にある元興寺は平城京への遷都と共にこの寺院が移されたもので,今は当時のものとしては飛鳥大仏のみが残っているという感じです。


明日香村の田園風景はここだけでなく,バスで巡っていると多く見られます。のどかな雰囲気とかつての歴史を感じさせる寺社仏閣のコントラストが見事な場所です。甘樫丘からの眺望と合わせ,飛鳥時代の雰囲気が色濃く残された歴史ある原風景ではないかと思います。

Osaka #10 by Hiro _R on 500px.com


Casca I
Steinheil Munchen Culminar 50mm f/2.8
50mm/f/2.8
1/25s/ISO 125
Film: Ilford FP4 Plus 125


やっと「Casca I」というカメラでの撮影と現像に漕ぎつけました。南海の難波駅付近と心斎橋の商店街などを撮影してきました。ファインダーが小さく見にくいカメラですが,「Culminar 50mm f/2.8」というレンズの写りはなかなかいいことが分かりました。さすが老舗レンズメーカーのシュタインハイル社のレンズだと感じます。ちょっと暗すぎるかもしれないと思いましたが,Ilford FP4 Plus 125フィルムの柔らかな階調にも助けられて黒潰れせずに写っていました。また、夜の照明の光も淡くほんのり写りました。


ところで,以前このカメラのフィルムの巻き戻し方法が分からず,その後色々と調べていました。Casca Iというカメラはフィルムを送るダイヤルと巻き戻しのダイヤルが同じです。巻き戻しの際はこのダイヤルを上に引き上げると巻き戻せると思っていました。購入した際もそのような説明を受けました。


Casca1の巻き戻し用ボタン


しかし,それだけでは巻き戻せませんでした。ダイヤルの横にある飾りと思っていたボタンが実は重要でした。二枚目の写真のシャッターボタン横にある青色で囲った黒い平らなボタンです。その下に矢印があり,初めは意味が分からなかったのですが,その後この方向に平らな黒ボタンを力を入れて押していくと,シャッターボタンが降りたままになることが分かりました。


シャッターボタンを降ろしたままにして,巻き戻しダイヤルを引き上げて回していくと,フィルムが巻き上がりました。そしてやっと現像に出せたといういきさつでした。取説もない,マイナーなカメラなので細部まで操作方法が分かりにくいのが難点でした。


Casca 1にフィルムを入れたところ


最後の写真はフィルムを入れたところです。当時のカメラとしては珍しく,弁当箱のように上下にカメラの裏蓋が開きます。ライカのように底蓋を開いてフィルムを入れる方法とは全く異なります。Casca Iはフィルム自体は填め込みやすいのですが,スプロールの溝にフィルムを入れてフィルム送りをする際は空回りしてしまいなかなかうまくいきません。最近何本かフィルムで撮るようになってようやく慣れてきましたが,最初はフィルム送りも大変でした。厄介なカメラです。当時あまり売れなかったのもよく分かるような気がします。

ライカのリリースボタン


久々に京都に行ってきました。目的は何必館で現在展示されている「田原桂一 光画展」を見に行くためでした。プラチナプリントの独特な味のある作品が多く見応えがありました。プラチナプリントの作品は大きく引き伸ばしができませんが,陰影がはっきりしていて漆黒の黒と白のコントラストが印象的で,特に「都市 Ville」という作品が良かったです。路面の雨による反射の光が印象的でした。


その後はライカ京都店を訪れました。そこで欲しいと思っていたレリーズボタンを見つけました。二枚目の写真のボタンです。赤色とクローム、黒色がありましたが,Leica M8の赤いロゴとマッチする赤色を選び購入しました。とても撮影しやすくてすっかり気に入りました。

Osaka #7 by Hiro _R on 500px.com


Leica DⅢ(Leica F)
LeicaL Summar 50mm f/2(Nickel)
50mm/f/2
1/500s/ISO 100
Film: Kentmere 100


心斎橋のストリートフォトグラフィーの第三弾です。今回は500pxに投稿しました。バルナックライカの特徴は,まず軽いというところです。私が好きなバルナック型はⅢ型のほかⅡ型,Ⅲa型です。いずれも戦前のドイツが完成形として投入したモデルであるのと,Ⅲb型では一部が,Ⅲc型からは完全にダイキャストボディによる量産型となる点が,それまでのバルナックライカと違いあまり好きになれないところです。Ⅲ型より大きさも少し大きくなっている点も気になる点です。


フィルムで撮る真昼の心斎橋は,朝靄がかかったような風景になっていて雰囲気があります。前景の自転車があることで,奥行きをより感じます。このまま真っ直ぐ進むと長堀橋に出ます。

心斎橋の風景


Leica III(Leica F)
Leica Summar 50mm f/2
50mm/f/2
1/500s/ISO 100
Film: Kentmere 100
Processing with Photoshop CC


今回はモノクロフィルム写真をアップします。場所は心斎橋の通りの一角を撮りました。左手のカフェがいい感じでしたので,構図に入れてみました。カメラはライカのバルナック型で撮影しています。Leica Ⅲ型(DⅢ)は高級35mmカメラとしての地位を確立したバルナックライカのLeica Ⅱ型(DⅡ)にスローシャッターを搭載したカメラです。1933年-1939年まで作られました。合計76457台が作られています。外観上の変更があり,初期型,クローム仕上げ初期型,後期型,クローム仕上げ後期型,セミクローム仕上げ型の5種類が存在します。その他,A型ライカをⅢ型にライツ社が改造したモデルも存在します。


この写真はズマールレンズの開放で撮ったので,背景は霧がかかったような写りになっています。まるで朝靄のようですが,そのソフトな感じがフィルムではうまく出ていると感じます。Photoshop CCでは,トーン補正だけしました。フィルムはケントメア100です。このフィルムの特色は階調が豊かなところです。明暗がある場所でもうまく写ります。しかも,フィルムの中では比較的安価です。最近ケントメアの長巻フィルムを購入しました。少しでもたくさんフィルムで撮れればと考えています。

Casca Type1を使ってみる


少し前に中古カメラ屋を回っていて見つけた「Casca I」というカメラ。美品ではありませんでしたが使用には問題がなく,以前から興味があったカメラだったので購入しました。前回の記事で紹介した「Steinheil Munchen Culminar 135mm f/4.5」というレンズを作っている同じ会社のカメラです。


シュタインハイル社の歴史は,1855年,ミュンヘンにシュタインハイル光学設立所を設立したところから始まります。設立者は,フーゴ・アドルフ・シュタインハイルとその父カール・アウグスト・フォン・シュタインハイルでした。息子のフーゴは光学の研究を専門とし,友人のフォン・ザイデルとともに1866年にアプラナート(Aplanat)とよばれる非常に優れたレンズを開発しました。このタイプのレンズは撮影距離の変化に対する収差変動が少ないので,歪曲収差がほとんどないという優れた特色を持っていました。そのため,世界各国で半世紀以上にわたり多くのカメラに装着された大ヒットレンズとなりました。3代目のルドルフ・シュタインハイルも優秀なレンズ設計者であり,28歳で社長となり,有名なオルソスチグマット(Orthostigmat)などのレンズを開発しました。


こういった歴史を鑑みると,シュタインハイル社は相当優秀なレンズメーカーであることがわかります。戦前からライカのファインダーも作っていました。一方で,カメラの開発にも乗り出していましたが,レンジファインダーカメラは二機種しか発売しませんでした。その一つが写真の「Casca I」(1948年)です。その後「Casca 2」(1949年)が発売されています。カスカ 1は距離計を除いた普及版のようなカメラとして販売されました。


カスカとは,C.A.Steinheil Cameraの頭文字を繋げてできた造語です。C.A.Steinheilとは,設立者の一人「カール・アウグスト・フォン・シュタインハイル」のことのようです。このカメラは第二次世界大戦後間もない1948年に登場したフォーカルプレーン式シャッターを備えた全金属製の35mm判カメラです。このカスカ1型のレンズは「Culminar 50mm f/2.8」のみで,交換ができません。私が使っている「Culminar 135mm f/4.5」レンズは,カスカ2型のカメラで交換レンズの一つとして発売されています。


カメラ前部のレンズの隣にある大きな丸いノブを回してピントを合わせを行うというかなり変わったデザインとなっていますが,距離計が省かれているので,私が以前よく使っていたLeica M1と同じ感覚です。つまり無限遠を基本として,それ以外は大体の目測でノブを回しながら距離感をつかむという勘の世界です。レンズにはメートル表示の距離が刻まれているので,今回は撮影するにあたり,この表示を目安にしました。


Casca Type1のフィルム装填


三枚目の写真はカメラの裏側です。シャッタースピードの調整がユニークです。スライド式になっていて動かしやすいのですが,反面,カメラバッグに入れていたら,いつの間にか動いていて困りました。特に1/1000秒,1/500秒,1/250秒のシャッタースピードの位置が大変狭く,よく見ないと位置がズレてしまいそうでした。一回一回位置をきちんと確認しないといけません。


Casca Type1のシャッタースピード


Shutter speed selector slide(Casca I)


フィルムを送るダイヤルと巻き戻しのダイヤルが同じという部分も大きな特色です。ライカのM型やバルナック型では,送る側と,巻き戻し側は左右別になっています。これは便利と思いきや,撮影し終わった後に,巻き戻しをしようとしたらできませんでした。何か引っかかる感じがして動きませんでした。いきなりトラブルです...。使用方法は中古カメラ屋で聞いたのですが,同じダイヤルという構造が,どうも私には使いにくくて困ってしまいました。また書籍やカメラ屋で聞いたりして,巻き戻し方を調べてみます。「Casca I」についての続編はまた記事を書きます。


参考記事:「The CASCA cameras of 1948-49
参考書籍:「世界ヴィンテージ・カメラ大全

ライカm8とズームフード


Leica M8とニューヨークライツのズームフード「ADFIK」


ライカのデジタルカメラは,今までLeica X1を使ったことがありますが,最近中古カメラ屋で見つけて購入したLeica M8は,撮影してみてX1とは全然次元の違うカメラだと感じます。X1はコンデジのようなイメージでレンズはライカのものでとても写りはいいのですが,ライブビューがSony α7のように動かせるわけではないので,大変写しにくさを感じていました。ライブビューはどのメーカーよりもSony α7が優れていると感じています。特にうさぎの動画を撮っていた時にそれを感じました。


Leica M8についての感想ですが,メニュー画面はX1とよく似ているところがあって,直観的に分かります。またファインダーがとても見やすくLeica M2と同じ感覚で撮影できます。距離計で像をピッタリ合わせて使えるデジタルカメラというコンセプトが大変気に入ってしまいました。M2をフィルムでなくそのままデジタルカメラにした感じです。フルサイズではありませんが,1.33倍を意識しさえすれば問題はありません。


当初はLeica M-Eが欲しくて中古カメラ屋を何軒も回りましたが,とても手が届くような価格でないことが分かり,Leica M8に決めました。Leica M8.2もありますが,私の購入したカメラはブラッククローム仕上げで,赤色のライカのロゴが入っているところが気に入りこちらに決めました。状態も良さそうなカメラで良かったです。Leica R8と同じ8000分の1のシャッタースピードも魅力です。まだ持っていませんが,f/2より明るい大口径のライカレンズに対応できそうです。シャッター音はやや大きめです。一回一回じっくりと「ジー・カシャン」と唸ります。これが私には一枚ずつじっくり撮れる感覚で心地よいです。


Leica M8を購入するにあたり参考にしたサイト
・「THE LEICA M8 - A SIMPLE, DIGITAL, RANGEFINDER」...「Effective focal lengths」というコーナーで実際の焦点距離が説明されています。

24mm = 31mm
28mm = 36mm
35mm = 45mm
50mm = 65mm
75mm = 97mm
90mm = 117mm

また,モノクロ作品例も参考になりました。28mmのフレームラインは,実際の35mmに相当します。35mmは正確には45mm相当ですので,少し戸惑いますね。

・「b - r o a d」(Leica M8)...M8自体が壊れにくそうなイメージとセイケトミオさんのモノクロ作品がとても良いと感じたからです。あと,シャッターの問題も知りました。

・【こだわりのM8/M8.2編】(The Map Times)...Leica M8とM8.2の機能面の違いや特色をこちらのサイトで確認

Trees by Hiro _R on 500px.com


Leica M8
LeicaL Summaron 35mm f/3.5
35mm/f/5.6
1/2000s/ISO 320
Effect with Photoshop CC


うだ・アニマルパークの展望台付近の風景です。右手の大きな一本の木がとても美しく感じました。Leica M8の描写はとても緑が柔らかく綺麗だと使ってみて感じます。展望台からの遠景も撮りましたが,こちらも奥行きを感じました。輪郭もくっきりしていい感じになりました。Photoshop CCのカメラキャリブレーションのブルー色度座標値を少し調整しました。RAW(DNG)ファイルによる現像です。

入江泰吉記念奈良市写真美術館


先日,奈良市高畑町にある「入江泰吉記念奈良市写真美術館」へ行ってきました。この美術館にはできるだけ展示内容が変わるたびに行くようにしているのですが,今回は,「それぞれの時「大阪」~森山大道・入江泰吉・百々俊二~」というタイトルの展示でした(本日が最終日です)。


私の好きな写真家故入江泰吉の展示は「文楽」,森山大道は「大阪+」,百々俊二は「大阪」でした。ただ,入江さんの文楽の展示は以前も見たことがあり,あまり興味を惹きませんでした。最も印象的だったのは,森山大道の作品群でした。量は多くて見応えがありました。森山さんは普通のストリート・フォトグラフィーでなく,社会の裏の部分をうまく映し出していて,その視点と題材,撮っている対象が面白いと感じました。


以前講演を聞いたことがあるのですが,その時の視点も参考になりました。構えずに自然体を撮る,対象はほとんどこちらを向いていません。そこが森山さんのスタイルであり,カメラもコンデジを使って撮っているというのもうなずけます。ようは構図,題材なんだなと感心させられます。独特の縦の構図が良いと思います。


奈良市高畑町


最後は,写真美術館付近の高畑町の写真です。二枚ともフィルムで撮りました。フィルムはケントメア ISO100です。柔らかいトーンが特徴のフィルムで気に入っています。この二つの写真はフィルムをスキャナで読み込み,Photoshop CCでトーン補正のみしています。奥に見える高円山のシルエットが美しく,落ち着いた住宅街の中に写真美術館はあります。

ハロウィン気分の五女うさぎ


Sony α7
LeicaV Elmar 65mm f/3.5
65mm/f/3.5
1/100s/ISO 640
Effect with Photoshop CC


もう少しでハロウィンを迎える時期になってきました。ちょぴり早いですが,我が家では五女うさぎにハロウィン風の帽子を被せて遊んでみました。


先週の日曜日はとても天気が良かったので,日光浴を兼ねながら五女うさぎをリビングに連れてきてから,帽子を被せました。ケージ内ではなかなかうまく被せられず,困っていました。嫌がって乗せた帽子はすぐに振り落としてしまいました。


今回は場所が変わって少し緊張気味の時に,サッと帽子を被せて撮影しました。案外可愛く撮れた気がします。レンズは最近よく使っているライカビゾフレックス用の Elmar 65mmf/3.5です。接写ができるので,結構便利なレンズです。写りも逆光にも関わらず,特にフレアは出ていません。色も滲んでいません。


嫌がる五女うさぎの隙をついて撮りましたが,帽子がとても似合っている気がします。また他にもハロウィングッズを買って,一緒に撮影してみたいです。さすがに次は嫌がって撮影にならない気がしますが(笑)

Adorable eyes by Hiro _L on 500px.com


Sony α7
LeicaR Summicron 50mm f/2(Type2)
50mm/f/2
1/80s/ISO 800
Effect with Photoshop CC


先日,次女うさぎと四女うさぎの四十九日が過ぎました。時の流れは早く,光陰矢の如しとは本当だなと実感します。500pxに次女うさぎ12歳のポートレイトを投稿しました。うさぎはこちらがカメラを構えると必ず気になるのか寄ってきてしまいます。この時はいいタイミングで撮れました。あまり近づき過ぎず,遠すぎずでした。


撮影レンズの「LeicaR Summicron 50mm f/2」は私の一番のお気に入りです。しかもカナダ製です。レンズの下取りや買取りなどネットで記事を見ていてもドイツ製が優れていてカナダ製が一段低い傾向が見受けられますが,それは全くの誤解だと感じます。カナダ・ライツはトロントの西北200㎞,ヒューロン湖のミッドランドという町にありました。ドイツ系移民が多いところで,レンズづくりで有名なウォルター・マンドラーをはじめ,重要な技術者はみな本家のウェツラーからここへ移っています(1952年5月にカナダ・ライツ社設立のためにミッドランドに移住した9名の中には,このウォルター・マンドラーとギュンター・ライツ〔エルンスト・ライツ2世の4男〕がいました)。ここにライツの伝統技術が移植され,ライツの血が流れていたことは間違いありません。個人的な感想ですが、このカナダ時代のレンズ(60年代~70年代)はライツ社の勢いみたいなものを感じます。私の持っている「LeicaR Summicron 50mm f/2 Type2」は1976年から登場します。


一方,ドイツのライツウェッツラーは70年代から経営不振になっていきます。1969年頃は経営の傾きかけていたライツウェッツラーに代わり,カナダ・ライツが意欲的にレンズを開発していきました(例えば,ズミクロンは50mmが同じ年7枚玉から6枚玉に代わっています)。その後のカナダ・ライツですが,後日エルカンヒューズとなり、本家と違い健全な経営で、軍需産業(光学兵器)やその他の業務用の光学機器を作り続けています。


さて,肝心の次女うさぎですが,表情は愛らしいと感じます。じっとカメラを見据える表情は,今ではとても懐かしく思います。ミニウサギは意外と長生きだということが分かりました。白兎は丈夫だと聞きます。その血が流れていたのか,彼女はほとんど病気をしなかったので,ありがたいことでした。ただ一つ,脚のソアホックだけは,最期までなかなか完治することができませんでした。今思えば,体の衰弱と免疫力の低下も関係していたのかもしれません。

木村伊兵衛展とライカショップ


先日京都ライカショップへ行ったときに,何必館(京都現代美術館)にも立ち寄り,「昭和という時代 木村伊兵衛展」を見てきました。この美術館は館長の梶川芳友さんのモノクロ作品のチョイスが素晴らしく,今までは,ウイリー・ロニス展やマルティーヌ・フランク展を見学しています。


今回も是非木村伊兵衛のライカで撮ったスナップ写真をみたいと思い出かけました。内容は期待通りでした。ポスターにある代表作「秋田おばこ」という作品はもちろんですが,見たことのなかった作品が多くありました。作品数は60点ほどですが,じっくり見ていたら結構時間がかかりました。


木村伊兵衛は1901年の生まれで,花王石鹸広報部に入社したり,1950年に設立された日本写真協会の初代会長に就任したり,多忙な生活を送っていたようでした。ライカとの出会いは,昭和4年の夏でした。霞ヶ浦に寄航したツェッペリン飛行船長エッフナー博士が首から下げていた小さなカメラを見たことからでした。小型で手軽に持ち運びができ,目に写ったものをそのまま撮ることができる「ライカ」は彼の心をとらえました。当時のプロの写真家といえば,三脚を取り付けた大型のカメラが当たり前でした。そんな中,自分の持っていた物やカメラを処分し家一軒建つと言われた一台のライカを手にした木村伊兵衛は次々と革新的な写真表現を試みていきました。


この展示会で良かったのは,有名な「秋田」のシリーズや沖縄に一か月滞在した時に撮られた「那覇の市場」という作品を見ることができたからでした。また「秋田」という作品群の撮影のため,木村伊兵衛は計21回も訪れていることに驚きました。他に永井荷風や志賀直哉など有名な作家たちのポートレイト作品もありました。


この「秋田おばこ」のモデルになっている女性ですが,木村伊兵衛のポートレイトで有名になったことから,撮影にやってくる人たちが多く秋田へ訪問するようになり大変だったとか。しかもこの女性は日系二世のアメリカ人と結婚しロサンゼルスへ行かれそこで亡くなられたとのことでした。このエピソードは知らなったので興味深かったです。てっきり秋田で暮らしておられたとばかり想像していました。


花見小路付近


二枚目の写真は花見小路通から少し小道に入ったところのショットです。京都らしい雰囲気が出ている通りだと感じました。たまには京都もいいなと思いました。

Monochrome Sky Building by Hiro _R on 500px.com


Sony α7
LeicaL Summar 50mm f/2(Chrome)
50mm/f/2
1/1250s/ISO 800
Effect with Photoshop CC/ Nik Silver Efex Pro2/ DxO FilmPack 5(Ilford FP4 Plus 125)


Nik Silver Efex Proはモノクロ編集用の優れたソフトであることは,カメラ雑誌や『モノクロ × Photoshop [陰影が生み出す美と感動]』という本を購入して読んでいて知っていました。ずっとほしいと思いながらヨドバシカメラなどでソフトが売っていないか探したりしていました。


ところが少し前にある写真家の講演を聞いた時に,このソフトがFreeで手に入ることを知りました。Nikという会社が出していますが,Google社に買収されたようで,無料でダウンロードできます。早速使ってみましたが,やはりいいですね。様々な陰影とコントラストが楽しめるのと,自分がこんなイメージで陰影を出したというプリセットがいくつもあって,「DxO FilmPack 5」とはまた違う編集のしやすさを感じます。これで無料とは感動ものです。「DxO FilmPack 5」はサービス期間中にネットで購入して約一万円ほどかかりましたが,こちらの方がよりコストパフォーマンスに優れていますね。


nik silver efex pro2とphotoshop


この「Silver Efex Pro2」はPhotoshopCCとシームレスに連携しています。上のキャプチャのように「フィルタ」→「Nik coollection」→「Silver Efex Pro2」と進むと編集画面に切り替わります。


早速梅田スカイシティビルディングをズマール50mm f/2で撮った写真に使ってみました。500pxに投稿しましたが,ズマールのソフトトーンな感じを残しながら,「DxO FilmPack 5」で私の好きなイルフォードFPS Plus 125の銀塩フィルムフィルタを適用しました。夕刻の曇り空がとてもいい感じで表現できたと感じます。この「Nik Silver Efex Pro2」はモノクロ写真にとても効果的でおススメです。


五女うさぎのポートレイト


Sony α7
LeicaM Elmarit 90mm f/2.8(1st)
90mm/f/2.8
1/100s/ISO 800
Effect with Photoshop CC


次女うさぎがリビングに来てからずっと日光浴を独占されていた五女うさぎ。今日から時々,日光浴をさせようと考えています。早速次女うさぎと同じようにサークルで囲ったマットを敷いた遊び場を作ったのですが,今までと違い,五女うさぎがサークルに入るとその大きさにびっくりしました。


晩年の次女うさぎは体重が1400g前後で体が今までより小さくなっていたので,全然違和感がなかったのですが,同じサイズのサークル内に五女うさぎを入れたら妙に狭く感じました。体が二回りくらい違うからだと思います。体重も2150g前後です。


日光に照らされて,ポートレイトを撮ってみました。はやり部屋の中より日光を浴びながらの方が,断然写りが違います。ライカMの90mmエルマリートで撮影しました。Sony α7に新たに購入したマウントアダプターをつけています。レンズについてはまた紹介記事を書こうと思っています。この90mmエルマリートは優しい雰囲気の写りのような気がします。動物のポートレイトにピッタリです。90mmf2のズミクロンと迷いましたが,価格の面でもお得なこちらにしました。外れのないレンズだと思います。私のものはMマウントですが,Lマウントもあります。ただしLマウントについては市場にあまり数が出回っていないようです。


このポートレイトは500pxに投稿しました


Platinum Palladium Printing with Leica M Monochrom from Luís Oliveira Santos on Vimeo.

今日は気分を変えてフォトグラフィー関連の記事です。以前500pxで作品を投稿した時に,海外のフォトグラファーから教えてもらったVimeoの動画を紹介します。私がフィルムの作品が好きだと投稿した時に,海外ではこんな面白い印画法があるよと教えてくれました。プラチナパラジウムプリントという手法で,フィルム時代なら暗室で行っていた作業が明室で印画紙が作成できます。大変興味深い動画だと感じました。動画ではカメラはライカモノクロームが使われていますが,その写りはやはり秀逸ですね。高価過ぎて手が出ませんが...。

ピクトリコのサイトにもプラチナパラジウムプリントについて説明がありましたので,以下に引用します。

1873年にイギリスのウィリアム・ウイルスによって発明されて今日まで130年以上の歴史を持つこの印画法は、他の多くの古典印画法と比較して、群を抜いた「耐久性」と「美しさ」を持つことから印画法の王道と云われています。また発明当時に作られた美しいプリントが現在でも非常に良い状態で残されている事から近年再評価が非常に高まっているプロセスです。市場からメーカー製造のモノクロ印画紙が姿を消しても、手作りで印画紙を作ることが出来ること、そして他の印画法では表現出来ない「優雅さ」「耐久性」「美しさ」を合わせ持つ為に、これからも時代を超えて継承され続けて行く印画法と言えるでしょう。現在プラチナプリントと言われているプリントの多くは正確にはプラチナ・パラジウムプリントと呼ばれるものです。プラチナに同族の金属であるパラジウムを加える事によって、プリント制作に於ける利便性、経済性、安定性を図っています。

一度,この手法で作品を作ってみたいと思いました。

Chew slippers! by Hiro _L on 500px.com


今日は五女うさぎがうちに来た手の頃の写真です。私のスリッパが気になるらしく,盛んに噛んだり,つついたりしていました。顔も今と違ってあどけなく愛らしい感じです。


五女うさぎは目が小さめで表情が分かりにくいのですが,この写真ではパッチリしています。現在5歳と4か月になりました。食欲は旺盛で,最近はあまり撫でろ撫でろの催促をしなくなりました。四女うさぎと次女うさぎにばかり構っているからふてくされているのかもしれません。

My rabbit portrait by Hiro _L on 500px.com


次女うさぎの若き日のポートレイトです。8歳の時のものですが,今よりふっくらいていて,体重も約2000gありました。現在は1400g前後ですから見た目の雰囲気が結構違うのも仕方ないかもしれません。


彼女はIKEAで購入したグリーンのミニチェアが大好きで,よく隠家のように使っていました。うさぎは狭いところが好きなので,脚の部分を何度もくぐったりして出入りしたりするのがお気に入りのようです。


※この写真は500pxに投稿しています

So sleepy! by Hiro _L on 500px.com


今日は四女うさぎのお昼寝前の眠たいひと時。お気に入りの枕に頭を預けながら,そろそろ眠くなってきている様子です。


※この写真は500pxに投稿しています

Lopped ear on the floor by Hiro _L on 500px.com


ホーランドロップの醍醐味はその性格と愛らしい垂れ耳です。亡くなった三女うさぎは毛並みはイマイチな色でしたが,性格が良く,とても気のいいうさぎでした。


五女うさぎも三女うさぎと同じく性格が温厚で,とても愛らしいうさぎです。やや三女うさぎより嫉妬深いですが,甘えん坊なところはそっくりでいつまでも頭を撫でられています。今回は床に寝転がった時の垂れ耳具合が可愛いと思ったポートレイトです。


※この写真は500pxに投稿しています

Stare at my camera by Hiro  _L on 500px.com


次女うさぎのポートレイトを,「Sony a7+LeicaR Super-Angulon 21mm f4」で何枚か撮ってみました。ピントが「LeicaR Summicron 50mm f2」のレンズだと合わせにくかったのに対し,このレンズはピントが合わせやすいです。


今日は動物病院で脚のソアホックを診てもらった次女うさぎ。何とか現状維持をしています。患部は赤くなったままです。


※この写真は500pxに投稿しています

水を飲むうさぎ


今日は五女うさぎの写真です。水飲みボトルからごくごく水を飲んでいる姿が面白くて撮りました。この写真は五女うさぎが我が家に来てから三ヶ月ほどしか経っていない時のものです。うさぎの舌は意外に大きくハムみたいに見えてしまいます。その瞬間を撮ることができました。


現在彼女は五歳です。かなり顔つきも大人になり,それなりの貫禄が出てきています。先代ロップの三女うさぎ同様,ロップは愛らしい性格の持ち主です。五女うさぎはやや嫉妬深いですが,撫でられ上手というかずっとこちらが止めるまで撫でられているうさぎです。


※この写真は500pxに投稿しています

次女うさぎのポートレイト


次女うさぎは我が家のボスうさぎです。今日も柵越しに五女うさぎを威嚇していました。いつまで経っても落ち着くことのない次女さぎの好戦的な性格。どのうさぎとも仲良くならないと以前の記事でも紹介しました。


今日は若き日の次女うさぎのポートレイトをアップしました。今より顔がふっくらしていて,さらに貫禄があります。次女うさぎが7歳の時のものです。我が家に来た時から,うちで今まで飼ってきた五羽のうさぎたちのボス的存在です。


※この写真は500pxに投稿しています

お昼寝中のうさぎ


四女うさぎがまだ介護生活になるずっと前の写真です。半目ですが,完全にお昼寝中の様子です。前脚がかわいいのと全体的にリラックス状態のところが面白いです。


介護生活は毎日辛いですが,このような写真を見るとまだまだ頑張らなければと感じます。


※この写真は500pxに投稿しています

午後のひと時を過ごすうさぎ


ある午後のひと時。五女うさぎが暑さのためか床に寝そべっているシーンです。私のお気に入りの写真の一つです。うさぎはこのように体をぺちゃんこにしてゆっくりと過ごす時間が多い気がします。


これは以前魚眼レンズで撮った写真ですが,遠近感が面白くうさぎ目線の世界にも見えます。尻尾をきれいに洗ってもらった五女うさぎ,今日も牧草や野菜をしっかり食べていました。最近は以前のようにすぐにはケージから飛び出さず,むっつりした顔つきで私をじっと見ています。抱っこしてまたお風呂場に連れて行かれるのではと警戒しているようです。うさぎは気難しいですね。


※この写真は500pxに投稿しました

martine01_1.jpg


久しぶりに京都へ行ってきました。「マルティーヌ・フランク展」を見るためでした。夫婦ともモノクロ写真が好きで、時々京都の八坂神社近くにある「何必館」のギャラリーへ足を運んでいます。


マルティーヌ・フランクとは、あの有名な写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンの妻であり、写真家でもあります。彼女が2003年に「ブレッソン財団」を設立し、夫の功績を世界中の人々に知ってもらうよう努力しました。展示されていたモノクロ写真は、子供が被写体のものが多く、何か温かみを感じるものが多かったです。個人的にモノクロフィルムが好きで、時々カメラを持ち出して写真を撮りに行きますが、彼女の写真の背景にあるようなプロヴァンスやアイルランドの風景は日本とは違い、何か憧れてしまうものがあります。


興味深かったのが、ブレッソンのポートレイトや何でもない一日の一コマなどが写された作品を見ることができたこと。極端に写真を嫌ったブレッソンの素顔がそこにはありました。妻の前では、普段のありのままの自分をさらけだすことができていたんだと感じました。いい夫婦関係だったのでしょうね。


leicashop01_1.jpg


二件目は、花見小路のライカショップへ行きました。店の二階では「ロベール・ドアノー展」をしていました。小規模なギャラリーでしたが、ユニークな作品がいくつかありました。写真のように店の入り口は京都のお店の風情です。一階ではライカの現行のカメラやレンズが発売されていました。憧れのあの「ライカM」もありました。久々の京都レポートでした。

portraitrabbit01.jpg


五女うさぎのポートレイトです。床にカメラを付けるぐらいにして撮りました。うさぎはローアングルが可愛いと感じます。最近の五女うさぎは妻に大変甘えていて,ケージから出てくると真っ先に妻の周りをぐるぐる回ります。


次に撫でろ撫でろと膝にしがみつきます。そして頭を撫でてもらったり,顔をマッサージしてもらったりととてもアピールの強いうさぎです。今うちでは最もパワフルな4歳のロップイヤーです。

うさぎのポートレイト
興味津々な四女うさぎのポートレイト。レフ板を使って撮影を試みたが、そのレフ板がとても気になるらしく近寄ってこれは何だろうかとチェックしていた。

500pxうさぎポートレイトのキャプチャ


500pxという写真専門の興味深いサービスに写真をアップし始めました。Flickrとはまた一味違う面白さがあります。英語圏のフォトグラファーがほとんどですが、なかなかユニークなフォトグラフィーサイトです。こちらが私がアップしている「うさぎポートレイトの500px」です。

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