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江戸時代のウサギ

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今日は休日でゆっくりできた。しかし、かなり寒かった。東京は雪景色のようである。写真は小さい頃に三女を抱っこして、ひっくり返して遊んでいたところである。

今日は時間があったので、江戸時代のウサギ観についての記事を読んだ。本は、「ザ・ウサギ(誠文堂新光社)」である。少し引用してみると、

時は江戸時代の中ごろ。1712年頃の発行である「和漢三才図会(寺島良安 著)」という書物の話である。この本は、中国の明の時代に書かれた、「本草綱目」という李時珍という人が書いた薬学書の紹介が載っているもので、ウサギについての内容が紹介されている。

ウサギについて「尻に九孔がある。オスの毛を舐めて子を孕み(はらみ)、五ヶ月で子を吐き出す」とか「ウサギの目は瞬かず瞭然としている」、「川を渡るときは浮く」・・・などむちゃくちゃなことが書いてあって面白い。「本草綱目」によるオスがいなくてもウサギが子を孕むという記述については、良安はよりどころのない話だと述べているから、当時ある程度ウサギについての正しい知識があったと思われる。

一方では、ウサギは「大きさはタヌキぐらい、毛は褐色、形はネズミに似ていて尾は白い、耳が大きくとがっている、長いヒゲがあって前足は短い(笑)。両足の甲を股の下において座り、足は速くてよく走る。山を登るときは早いが降りるときは少し遅い。それは前足が短いからだ・・・」という観察した様子も書かれている。実に的を得ていて興味深かった。これは中国の明の時代のウサギを見ての話なので、少し様子が違ったウサギの姿もあったのかもしれない。

日本のウサギについて良安は、「白兎が特別なときに現れる」という昔からの話の後に、「白兎は普通にいて、北国のウサギには白いものが多い。越後兎というのは形が小さくて潔白でかわいい。つねに野菜や穀類を食べ、よく馴れる。普通の兎は性格がずるくて人に慣れにくい」と書いている。良安は、かなりこの越後兎がお気に入りのようで、「越後の国土産」として「白兎」をあげているほどである。ただし、白兎も普通の兎も種類は同じもののようだが・・・。

江戸時代の人々も現在の我々と感覚は同じである。自分がとってもいいと思った兎が、全ての兎の中で最もいい兎に思えてしまっている。良安さんの気持ちは、うさぎバカな私にもダブって見えてしまった。時代は変わってもうさぎは人々に愛されているようだ。


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2006年01月22日 00:45に投稿されたエントリーのページです。

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