佇む

最近よく三女がトイレに手を乗せて、佇んでいる姿を見かける。何を考えているのだろう。この世の中のこととか、こんな狭いケージに入れてちっとも出してくれないとか、いろいろ悩みも多いのかもしれない。
うさぎの歴史に興味をもって、「ザ・ウサギ」という本で調べてみた。早くには、6世紀後半のものとされる、藤ノ木古墳から発掘された馬具に、鳳凰(神聖な想像上の鳥のこと、平等院の上に立っている)や竜といった想像上の動物とともに、日本にはいない動物である「象」と並んで「ウサギ」が彫られているそうだ。
平安時代の「日本霊異記」という書物には、ウサギに対して悪さをした人が罰を受けているさまが書かれている。先日起こった、医学生のウサギに対するひどい仕打ちなどもってのほかで、これも、きっとウサギの罰が下るにちがいない。ウサギは神聖な動物、白色と結びつくのもそこから来ているようだ。
平安時代には、もう一つ面白い「鳥獣戯画」という今の漫画のもとになった作品がある。ここではウサギはとても楽しそうに登場している(41匹も登場しているらしい)。この作品では動物が人間社会を皮肉っている。
室町時代には、「かちかち山」という説話の中にウサギが登場。弱いウサギが強いタヌキを倒すお話。直接戦わずタヌキを騙すようにしてやっつけている。ちょっとずるいような賢いような扱いである。
飼いウサギが日本にやってきたのは、16世紀半ば頃といわれている。オランダ人がもたらしたという説もあるらしい。ちょうど織田信長が天下統一を目指しているころであり、当時ポルトガルやスペインとの貿易がさかんになっていた頃である。
江戸時代も真ん中ぐらいになってくると、飼いウサギは一般的になって白ウサギが飼われ、草など食べてよく馴れる動物として家で飼われているものであったことはいくつかの書物に書かれている。
長くなってしまったが、ウサギはかなり早くから人々の生活の中で生きてきたことがわかった。いよいよ今年も終わり、来年にはますますうさぎ三姉妹をよろしくお願いします!











































